第74回ゴールデングローブ賞まとめ 【ワーストドレッサー編】
現地時間1月8日に行われた第74回ゴールデングローブ賞(以下GG賞)授賞式のワーストドレッサーを、米テレビE!、Aol.com、ピープル誌、Usウィークリー誌、ミラー紙、Hollywoodlife.com、デイリー・メール紙などを参考にまとめてみた。
今年の不名誉に選ばれたのは、人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演しているソフィー・ターナー。ルイ・ヴィトンの斬新な白黒ドレスは、デザインと素材共に欲張りすぎが不評だった。ソフィーに肩を並べるのが、胸元にクリームのような花とフリルが満載なIris Serbanのドレスを着ていたキャリー・アンダーウッド。
ほかには、ほどんど布で体が覆われているようなヴェラ・ウォンの白い長袖ドレスを着て10年ぶりにGG賞のレッドカーペットを歩いたサラ・ジェシカ・パーカー、グッチのフリフリ・ドレス姿で登場したゾーイ・サルダナ、フリルが多く、子どもっぽすぎるグッチのドレスが不評だったフェリシティ・ジョーンズもワーストドレッサーにあげられている。
シンプルすぎる白いマイケル・コースのドレスとボサボサ・ヘアのシエナ・ミラー、リーム・アクラのドレスをまとったエミリー・ラタコウスキー、ワーストの常連ハイディ・クルムはジェイ・メンデルのドレス姿が、股間露出で話題になったクリッシー・テイゲンは、露出を抑えたマルケッサのドレスで挑んだが、首元と腰のフリルが過剰という理由であえなく撃沈。
さらに、紫のドレスで現れたアマンダ・ピート、黒いドレスを着ていたウィノナ・ライダーとモニカ・ベルッチ、白黒ドレスを選んだライリー・キーオが、シンプルすぎてレッドカーペットに相応しくないか、反対にうるさすぎる過剰な装飾やデザインで不評を買った。
期待値が高すぎたがゆえに、ファッションアイコンのドレスも賛否が分かれている。ニコール・キッドマンが着用したアレキサンダー・マックイーンのボールドショルダー・ドレスは、指までの長い袖とうるさすぎるデザインで失敗。
産後の晴れ舞台になったジェシカ・ビールは、プランジネックドレスと、スリットが過剰なボトムとのアンバランスさが指摘され、そして主演作の監督であるトム・フォードがデザインした黒メタリックのドレスを着ていたエイミー・アダムスは、普通すぎるという理由で評価を得られず。
男性では、ファレル・ウィリアムスのニット帽とシャネルのスーツ姿、ジョン・トラボルタのストライプ・スーツは「年甲斐もなく若作りだ」という理由で、ワーストドレッサーに選ばれた。【NY在住/JUNKO】