シャイア・ラブーフ、反トランプ・アートの現場で逮捕
シャイア・ラブーフが、反ドナルド・トランプ・アートとしてニューヨークの映像博物館で行っているパフォーマンス現場で逮捕された。
この反トランプ・アートは、参加型パフォーマンスで、博物館の壁にウェブカムを設置。そこへ一般の人々に自由に来てもらい、「HE WILL NOT DIVIDE US」という言葉を好きなだけ長く言ってもらい、その様子をカメラに撮影するというもの。
大統領就任式の日からシャイアはこのインスタレーションを始めたが、1月26日の午後12時半頃、ウェブカムで撮影している最中、25歳の男性に暴行して逮捕されたとニューヨーク市警がCNNに認めている。
しかし、この揉み合いは、トランプ派と反トランプ派の衝突ではなかったと警察のスポークスパーソンは語っている。シャイアは、この男性がカメラに向かって言ったなんらかの言葉に腹を立て、彼のマフラーを引っ張って、顔を引っ搔いたという。
また、そばにいたもう一人の男性のことも暴力的に突き飛ばしたそうで、彼は怪我をしていたようだが、病院に行くことを断ったそうだ。手錠をかけられて逮捕される現場をウェブカムに捉えられたシャイアは、暴行罪の容疑で起訴される見込み。
シャイアはこの反トランプ・アートについて、「僕たちは分裂に反対している。誰でも参加可能だ。ただ、『互いに優しくしよう』と言いたいだけだ」と話していたと英紙デイリー・メールが伝えている。
「分裂に反対して暴行沙汰か」「この人はいつもこうなる」「笑った」「ようやくシャイア主演のおもしろい映像が見られた」などの読者コメントが同紙サイトに寄せられた。【UK在住/MIKAKO】
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