ヴァニティ・フェアの表紙、「ラテン系やアジア系の女優がいない」と非難の嵐!
第89回アカデミー賞主要部門の受賞候補の女性たちが、ヴァニティ・フェア誌の表紙を飾ったが、「アジア系やラテン系の女性が表紙を飾っていない」との批判が起きている。
昨年「白すぎるオスカー」がひんしゅくを買ったが、今年は主要の俳優部門20人中7人がアフリカ系かインド系という結果で、「白すぎる」ということはなくなった。
実際ヴァニティ・フェア誌は、2010年に「白すぎる」との批判を受けてアフリカ系の女性を起用。今回もエイミー・アダムスやナタリー・ポートマン、エマ・ストーンらと共に、ルピタ・ニョンゴやルース・ネッガ、アジャ・ナオミ・キングなどアフリカ系女性も表紙を飾っている点については絶賛されている。
しかし今度は「アフリカ系については評価するけど、アジア系、ラテン系、レズビアン、LGBTQや年配の女性がフィーチャーされていない」「ヴァニティ・フェア誌の多様性は?」「まるで今のアメリカそのもの」「ハリウッドには、そもそもアジア人の役者がいない」といった非難がツイッターで飛び交った。
一方で「いちいち多様性と言って、平均的になにかを選ばなきゃいけないのはかえって無理がある」「なにかが解決すると、必ずなにか文句が出る」「ただ単に、より多くの人を魅了する該当者がいないのでは?」という声も寄せられている。【NY在住/JUNKO】
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