腕白時代:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
腕白時代
腕白時代
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腕白時代

1936年公開
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「小公子」「孤児ダビド物語」のフレディー・パーソロミュウ、「猛獣師の子」「僕の脱走記」のジャッキー・クーパー、及び「真夏の夜の夢」「小公子」のミッキー・ルーニーの3子役と「日かげの女」「母の素顔」のアイアン・ハンターが主要なる役を勤めるもので、「濡れた拳銃」の監督者ローランド・ブラウンが書き卸し、「妻と女秘書」のジョン・リー・メインが「街の果報者」のリチャード・スカイヤーと協力脚色し、「桑港」「愛怨二重奏」のW・S・ヴァン・ダイクが監督に当たり、「幽霊西へ行く」「紅はこべ」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演者は「片道切符」のペギー・コンクリン、「白い蘭」のキャサリン・アレクサンダー、「深夜の星」のジーン・ロックハート、その妻たるキャスリーン・ロックハート、その他である。

ストーリー

ピアース夫妻は夫のジェイは英国人で妻ヒルダは米国人である。2人は性格の相違から離婚別居して、子供クロウドは両親が半年ずつ公平に預かることになった。ヒルダはニューヨークの資産家で豪華な邸宅は留守にしたまま英国に住んでいる。クロウドは母の手元で英国風の上流生活に育って来たが、今度父のところで暮らす時期が来たので、ニューヨークの下町で貧しい建築技師として働いているジェイの家へやってきた。父はクロウドを近所の学校へ入れた。下層社会の子供ばかりの学校であったが、クロウドはたまらなく好きだった。彼はすぐ餓鬼大将で不良のギッグやバックに近づいて行った。しかし彼らの方では一見女々しく見えるくらい上品なクロウドを軽蔑して、仲間に入れてくれなかったが、ある時馬鹿にされたのを怒ったクロウドが勇敢に大きなバックに挑み掛かったので、それを認められて不良の仲間に入れて貰った。ギッグの父親はギャングの1味で仲間に裏切られたため死刑になった。孝行な彼は父の墓石を買おうと思って伯母のローズの家へ金を貰いに行った。若い伯母は金満家の世話を受けて富裕な生活をしていたが、頑固なギッグの母親は妹の世話になることを堅く断っていたのである。しかしギッグは金の用途を言いにくくてとうとう貰えなかった。3人は協力して自動車の古タイヤを盗み80ドル貯めるつもりだったが、なかなか出来そうもないのでクロウドの提言で、ある家に忍び込んで贅沢な玩具類を盗み出し、それを売って小さな墓石を建ててやった。間もなく3人の窃盗は露見し少年裁判所へ呼ばれたが、彼らの忍び込んだ家はクロウドの母ヒルダの留守宅だったことが判ったので、クロウドは無罪、2人は執行猶予になった。すると2人はクロウドの親切を逆に取って彼を裏切り者視した上、自棄を起こして逐転しようとした。クロウドは病気を押して2人を引き留めんとしたが聞き入れられず、3人は図らずも3人組みのギャングに捕らえられたが、クロウドの機転で悪漢を逮捕した。クロウドの病気は悪化して瀕死の状態になった。2人は初めて彼の誠意と勇気に感じ立派に善道に立ち帰ったのである。

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作品データ

原題
The Devil is a Sissy
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1936年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社