ドク・ダクハーティー
John_Willis
地下鉄の構内を根城にする凶悪な犯罪集団に闘いを挑む一匹狼の刑事の活躍を描くサスペンス・アクション。監督はジェームズ・マッカルモント。製作はスティーヴン・マックラー。原案はブライアン・オハラ。脚本はオハラとロバート・ジマーマン。撮影はエンゲル・デカ。音楽はTAJTAJ。編集はキース・リーマー。衣装デザインはアイダ・ギアオンがそれぞれ担当。
ニューヨーク市警に勤務するジョン・ウイルス(ドク・ダクハーティー)は、捜査には暴力を行使することも辞さず、一介の刑事の職分を越えた過激な行動で、犯人逮捕の都度新聞沙汰になる有様であった。ある日、昔の恋人で、今は新聞記者として活躍しているキム(B・J・ジョーダン)が訪れてくる。市民を脅かす地下鉄内連続殺人事件の記事を担当している彼女は、取材中、凶悪な犯罪集団の存在を突きとめたと告白、事件解明の協力をかたくなに拒んでいた彼も、彼女のつかんだ事実に興味を覚え、同僚と捜査を開始する。だが無軌道な彼は捜査から外されてしまう。挫折のなか、正義感に駆り立てられた彼は地下鉄の構内へと潜入する。そこにはキムを人質にとったボリス(レニー・ロフティン)をリーダーとする凶悪な犯罪者たちがいた。銃撃戦の末、追い詰められたボリスは高電圧の通った線路に接触し息絶える。キムとジョンは寄り添いながらトンネルの奥へと消えて行くのだった。
監督
脚本、原案
脚本
製作
撮影
音楽
編集
衣装デザイン
字幕
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