地獄の逢びき:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
地獄の逢びき
地獄の逢びき
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地獄の逢びき

1966年公開
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ノーマン・メイラーの小説『アメリカの夢』をマン・ルビンが脚本にし、TVに20年余のキャリアを持つロバート・ギストが監督した。撮影はサム・リーヴィット、音楽はジョニー・マンデルが担当。出演は「素晴らしきヒコーキ野郎」のスチュアート・ホイットマン、「0011ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング」のジャネット・リー、「サウンド・オブ・ミュージック」のエレノア・パーカー、「悪のシンフォニー」のバリー・サリヴァン、「お呼びの時間」のロイド・ノーランほか。製作はウィリアム・コンラッド。

ストーリー

スチーブン・ロジャック(スチュアート・ホイットマン)はテレビのニュース解説者としては一流の存在で、ことに暗黒街の内幕暴露にみせる糾弾の鉾先の痛烈さは定評があった。妻のデボラ(エレノア・パーカー)とは別居中であった。たまたまデボラがヨーロッパ旅行から帰ってきた時、スチーブンは彼女に会ったが、離婚話からついにはげしい暴力沙汰にまで発展し、そのうえ彼は、デボラを地上30階のテラスから突き飛ばしてしまった。警察に連行された彼は彼女の自殺説を持ち出したが、警察側は最近スチーブンがテレビを通して警察と暗黒街のつながりを憶測まじりに非難し続けている態度を快く思っていなかったから、彼に対する訊問に手心を加えるはずがなかった。疲れ切ったスチーブンが警察から出ると彼にそっと近づいた女がいた。それはチェリー・マクマホン(ジャネット・リー)という美しい歌姫で、ラスベガスにいた頃スチーブンと情熱的な一夜を過ごしたことがあって、再び彼の前に現れたのだった。ふたりは長い間忘れていたお互いの愛を確かめあった。翌朝彼はいさぎよく自分の罪を自白しようと決心してロバーツ刑事(バリー・サリヴァン)を訪ねたが、刑事は今さら彼の言葉などとりあわなかった。そのかわりデボラの父親バーニー・ケリー(ロイド・ノーラン)の所へ案内した。スチーブンは彼の前で悪びれることなくすべてを自白した。そしてどうにか許しを得ることが出来た。しかし彼は人ひとりを殺した罪がそんな簡単に許されてよいものか納得出来なかった。そのころチェリーは暗黒組織の連中からスチーブンの命と引きかえに新しい仕事をやろうと持ちかけられていた。そこに現れたスチーブンに彼女は一緒に逃げようと言ったが、彼は罪のつぐないに命を捨てるのだと拳銃の待ち構える部屋の戸を開けた。そして彼の後を追ったチェリーも折り重なって倒れていった。

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作品データ

原題
An American Dream
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1966年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画製作


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