運ちゃん武勇伝:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
運ちゃん武勇伝
運ちゃん武勇伝
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運ちゃん武勇伝

1934年公開
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「これがアメリカ艦隊」「フットライト・パレード」のジェームズ・キャグニーが主演する映画で、フレデリック・ハズリット・ブレナンの原作を「世界大洪水」のウォーレン・ダフと「深夜の紳士」のシートン・I.ミラーが共同脚色し、「泥酔夢」「ブラウンのサーカス」のレイ・エンライトが監督し、「ブラウンのサーカス」「めりけん商売」のシド・ヒコックスが撮影したもの。助演は「ブラウンのサーカス」「世界は回る」のパトリシア・エリスを始め、「地獄の市長」のアレン・ジェンキンス、「これがアメリカ艦隊」のロバート・バラット、喜歌劇出身のドロシー・デーア、「麦秋」のアディスン・リチャーズ、「ワンダー・バー」のホバート・カヴァナ等の面々である。

ストーリー

セント・ルイスとシカゴ間の定期運輸会社のトラック運転手エディ・ケネディの乱暴は有名なもので、今日もオストポリス町でアン・リードの自動車にトラックをぶつけてしまった。そこへ地方の有力者で牛乳トラストの書記長ブラウンが来あわせてそれに文句を言うのでエディはやにわに拳固を振り上げてブラウンを倒した。エディは傷害罪によって押さえられ、彼の助手バックはトラックを運転して彼の保釈金を調達しに帰った。しかしエディはブラウンが農民の牛乳を安く買い、市場に高く売って暴利を食っていることに裁判長等が反感を持っている事を知っていたので、ブラウンを攻撃し、農民はストライキを敢行し、中間搾取を絶滅すべきであると論じ巧みに拘留を逃れ、牛乳労働者のストライキの口火を切ってしまった。ストライキがはじまるとエディの会社は争議団の封鎖を破って牛乳を運搬する事になったので、エディとバックはトラックを走らせ、たちまち争議団と衝突し大乱闘を演じエディは10日の拘留に処せられた。しかしエディはその夜留置場を抜け出し、村で料理屋を出しているアンの許に復讐に行ったが彼女に会って見ると互いに意気投合し、2人でさんざん踊り回った挙げ句、又の逢瀬を約してアンはエディを送って牢に帰らせた。その帰途アンはたまたま牛乳会社に雇われている無頼漢ルイの殺人を目撃したのでルイに監禁されてしまい、エディは留置場を脱出したのがばれて、殺人の嫌疑をかけられた。エディは無罪を力説したが容易にその説が通りそうにないので面倒臭くなり再び脱走しバックと共にシカゴへ逃げ帰った。アンがルイに捕らわれている事を知った彼はルイを捕らえ拷問にかけてアンの居所を突き止め、仲間の運転手を総動員してルイの一味を襲撃し、大乱闘の末アンを救い出した。その後、エディはアンと結婚し新婚旅行に出掛け、あるホテルに泊まったがそこの私服探偵がアンに無礼な事を言ったので彼はその探偵を叱りつけ、結婚第1夜だと言うのに夫婦お揃いで留置場へ入れられた。

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作品データ

原題
The St. Louis Kid
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


[c]キネマ旬報社