ハード・ブレット 仁義なき銃弾:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ハード・ブレット 仁義なき銃弾
ハード・ブレット 仁義なき銃弾
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ハード・ブレット 仁義なき銃弾

1996年4月6日公開、アクション
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麻薬取り引きに絡み、対決を余儀なくされる2人の男の確執を描いたギャング・アクション。監督は「ビギナーズ」「ボクの彼女は地球人」のジュリアン・テンプル。脚本は、主演のミッキー・ロークの長年の友人であるブルース・ルーベンスタインが、自身の経験に基づいてエディ・クックと執筆。製作はジョン・フロック、エグゼクティヴ・プロテューサーはグレッグ・コートとグラハム・バーク。撮影はクレセンゾ・G・P・ノータライル、音楽監修はランダル・ポスター、美術はクリストファー・ノウォク、編集はニーヴン・ハウィーが担当。主演は「男たちの危険な午後」のミッキー・ロークと、「ポエティック・ジャスティス」など俳優としても活躍するラッパーの2Pacことトゥーパック・シャクール(96年暗殺)。

ストーリー

かつてプロ野球の花形選手だったブレット(ミッキー・ローク)は、ドラッグと犯罪の生活に溺れ、友人の罪を被って8年間の刑務所務めを終えた。出所した彼を迎えたのは、グラフィック・アーティストを目指す弟のルビー(エイドリアン・ブロディ)と、親友のレスター(ジョン・エノスII世)だった。故郷のプルックリンに向かう途中、ドラッグを買い求める若者を見つけたブレットは彼らを建物の屋上に連れ出し、丸裸にする。それを目撃した売人は、自分のシマを荒らされたと思い込み挑んできたが、ブレットは売人の目にナイフを突き刺し、ショバ代をせしめる。この一件を知った街最大のドラッグ・ディーラー、タンク(トゥーパック・シャクール)は、刑務所時代から目障りだったブレットを始末するよう手下に命じる。一方、久しぶりに帰ったわが家では、父親のソル(ジェリー・グレイソン)が停職に就かないブレットに説教ばかりし、兄ルイス(テッド・レヴィン)はベトナム戦争の後遺症で精神に異常をきたしていた。一人、母親のクッキー(スザンヌ・シェパード)だけが、そんな家族をまとめようとし気を揉んでいた。タンクの策略で、ブレットとレスターは、ドラッグ欲しさに盗みに入ったギャングとの銃撃戦に巻き込まれ、命は助かったものの、ルビーは右手に致命的なケガを負ってしまう。相変わらず停職に就かないブレットは隣家の留守中、金目の物を盗む。旧友に換金を頼んだ彼は激しく非難されるが、生きる目的を失った彼には何の意味もなさない。タンクは自分の右腕で元プロボクサーのブラック・ジャックをけしかけるが、壮絶な殴り合いの末ブレットは勝った。今はタンクと商売をしているが、かつてはブレットの仲間だったパディは、毒入りのドラッグでブレットの暗殺を計画していることを知ってタンクと訣別、撃ち合いになる。パディの必死の説得にも関わらず、ブレットはなぜか逃げようとしなかった。そこへ手下を連れたタンクが現れ、捕まったルビーの眼前でブレットはタンクの銃弾に倒れた。レスターはタンクを殺し、虚しい復讐を遂げた。

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作品データ

原題
Bullet
製作年
1995年
製作国
アメリカ
配給
日本ビクター
初公開日
1996年4月6日
製作会社
ジョン・フロック‐レッド・ルビー・プロ
ジャンル
アクション


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