ピクニックatハンギングロック:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ピクニックatハンギングロック
ピクニックatハンギングロック
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ピクニックatハンギングロック

1986年4月26日公開、116分、サスペンス・ミステリー
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ハンギングロックで三人の女性が消えた! 67年にジョーン・リンジーが発表した同名小説の映画化。製作はハルとジムのマッケルロイ双子兄弟。エグゼキュティヴ・プロデューサーはパトリシア・ロヴェル。監督は「刑事ジョン・ブック/目撃者」のピーター・ウェアー。脚本はクリフ・グリーン。撮影はラッセル・ボイド(77年度英アカデミー撮影賞を受賞)。音楽はブルース・スミートンが担当し、ザンフィルのパン・フルートがフューチャーされている。出演はレイチェル・ロバーツ、ドミニク・ガード、アン・ランバートなど。4Kレストア版が、2024年5月3日より劇場公開。

ストーリー

1900年2月14日、ヴァレンタイン・デー。オーストラリアの寄宿制学校アップルヤード・カレッジの生徒たちが岩山ハンギングブロックにピクニックに出かけた。アップルヤード校長(レイチェル・ロバーツ)は孤児セイラ(マーガレット・ネルソン)の参加を許さなかった。朝、数学教師マクロウ(ヴィヴィアン・グレイ)とフランス語教師マドモアゼル・ポワテール(ヘレン・モース)に引率された一行は、ハシー(マーティン・ヴォーン)の馬車でハンギングロックに向かう。ここは火山の隆起でできあがった奇岩で、その奇怪な形状は見るものに異様な感じを与えた。食事のあと、まどろむ一行。やがて、ミランダ(アン・ランバート)、アーマ(カレン・ロブソン)、マリオン(ジェーン・ヴァリス)はマドモアゼルの許可を得て岩山を散歩することにした。三人の後からでぶの不平屋イーディス(クリスティーン・シュラー)もついて行く。そんな四人を見守るマイクル(ドミニク・ガード)とアルバート(ジョン・ジャレット)。マイクルは退役大佐フィッツヒューバートの甥でイギリスからやって来た若者、アルバートは大佐邸で働く下僕だった。四人は上へ上へとのぼる。ミランダは「物にはすべて正しい始まりと終りがある」という。下ではなぜか時計が十二時でとまっていた。イーディスがとめるのに三人はひかれるように上へのぼって行った。イーディスが全身すり傷だらけで下山してきた。三人が消えたという。同時にマクロウの姿も消えていた。ミランダの横顔に魅せられていたマイクルはアルバートと語りあって岩山へ行く。「もう一週間たっているので無駄だよ」とアルバートはマイクルを残して邸へもどる。翌日、アルバートはハンギングロック山中で倒れているマイクルを発見。そして、その近くの岩のすき間からアーマを見つけ出した。衰弱しているが大けがはしていない。しかし記憶は失っていた。アップルヤード・カレッジでは娘を退校させる親が相次いで校長を悩ませ、ミランダをしたっていたセイラは深く沈んでいた。アーマとマイクルは、湖を散策する。アーマはヨーロッパに行くことになり、学校に挨拶に来るが、級友は真相を話せと責めたてた。授業料滞納で孤児院に戻すと校長に宣告されていたセイラが屋上から落ちて不審な死をとげた。その後、しばらくして校長も不思議な死をとげた。

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作品データ

原題
Picnic at Hanging Rock
製作年
1975年
製作国
オーストラリア
配給
松竹富士
初公開日
1986年4月26日
上映時間
116分
製作会社
ピクニック・プロ
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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