妖婆 死棺の呪い:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
妖婆 死棺の呪い
妖婆 死棺の呪い
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妖婆 死棺の呪い

1985年1月18日公開、72分
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ウクライナ地方の自然を舞台に神学生が魔女に出会ったためにたどる数奇な運命を描く。監督アレクサンドル・プトゥシコ、コンスタンチン・エルショフとグリゴリー・クロパチェフ、ニコライ・ワシリェヴィチ・ゴーゴリの原作(『ヴィー』)をアレクサンドル・プトゥシコ、コンスタンチン・エルショフ、グリゴリー・クロパチェフが脚色。撮影はフョードル・プロヴォロフとウラジーミル・ピシチャリニコフ、音楽はK・ハチャトリアンが担当。出演はレオニード・クラヴレフ、ナターリヤ・ワルレイなど。

ストーリー

中世ロシア。古都キエフのブラッキー修道院の庭に神学生たちの荘重な讃美歌が流れる。まもなく、クリスマス休暇がはじまろうとしている。神学生で寄宿生の一人、ホマー・ブルート(レオニード・クラヴレフ)は、故郷へと向かった。仲間二人と共に、ステップでやっと見つけた小屋に宿を求めたその夜、老婆(ニコライ・クトゥーゾフ)が彼に寄って来て彼の背に飛び乗った。一度舞い上がり、再び大地に足が着いた時、打ちのめした筈の老婆は、美しい娘(ナターリヤ・ワルレイ)に変わっていた。ほどなくたって、ホマーは、コサック集落の地主(アレクセイ・グラズィリン)に呼ばれ、若くしてあえなく死んだ娘(ナターリヤ・ワルレイ2役)のために古い教会で三晩祈とうをあげるように命ぜられる。黒い棺の傍で、ただひとり、夜、祈とう書を読み上げるホマー。やがて、棺のふたが開き、娘の目に涙が浮かんだ。起き上がったその娘は、なんと、あの老婆が変身した美しい娘であった。祈り続けて三日目の夜を迎えた日、教会を風が吹き抜け、壁にある聖像画の陰から、次々に姿を現わす怪物。踊り出す骸骨、異様な眼光を放つ娘。さながら怪物たちが集う宴のような教会に、やがて魔女の呪いが満ち満ちるのだった。

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作品データ

原題
ВИЙ
製作年
1967年
製作国
ソ連
配給
日本海映画
初公開日
1985年1月18日
上映時間
72分
製作会社
モス・フィルム


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