わが青春の輝き:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わが青春の輝き
わが青春の輝き
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わが青春の輝き

1982年1月30日公開
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19世紀末、オーストラリアの田園地帯を舞台に愛と内面の葛藤に悩みながら自分に正直に生きる女性の姿を描く。製作はマーガレット・フィンク、監督はジル・アームストロング。マイルズ・フランクリンの半自伝小説(サンリオ刊)を基にエリノア・ウィットカムが脚色。撮影はドン・マッカルパイン、音楽はネイサン・ワックスが各々担当。出演はジュディ・デイビス、サム・ニール、ウェンディ・ヒューズ、ロバート・グラブ、マックス・カレン、パット・ケネディなど。

ストーリー

1897年。オーストラリア南西部の農村地帯。貧しい農場を営むメルビン家の長女シビラ(ジュディ・デイヴィス)は、文学や音楽が大好きで、単調な貧しい農場生活を嫌い、いつか芸術関係の仕事で情熱的に人生を送りたいと願っている夢多き少女だ。そんな彼女はある日、母親から、経済的な事情から召使いとして働きに出てもらうことにしたという苛酷なことを聞く。ショックを受けた彼女のもとに、やがて朗報が入る。裕福な祖母がシビラを引き取りたいというのだ。シビラの新しい生活がはじまった。美しい叔母ヘレン(ウェンディ・ヒューズ)、執事フランク(ロバート・グラブ)とも打ちとけた。シビラは持ち前の快活さで周囲の人々を驚かせ親しみをもたれるが、時として、自分が美しく生まれなかったことを苦にしていた。ある日、おてんばぶりを発揮して木に上っていたシビラは、通りかかった一人の若者に声をかけられるが、照れから悪態をついて走り去った。しかし、晩さん会で、その若者が近くの名門の息子ハリー(サム・ニール)であることを知り、お互いに奇妙な出会いを意識した。ハンサムで口数が少ないハリーは、この自由奔放なシビラに魅力を感じはじめていた。しばらくして、シビラはハリーの家に招かれることになり、数日間、ガッシー伯母(パット・ケネディ)と三人の生活が送られることになる。楽しい数日が過ぎたが、ハリーが商用で出かけることになり、シビラは祖母の家に戻った。やがて何の連絡もなく戻ってきたハリーをシビラはなじった。そして名士たちが集まるパーティで、遂にハリーがシビラにプロポーズするが、結婚に束縛されたくない、もう少し時を欲しいと答えるシビラ。やがて、経済的理由でハリーは屋敷を手離すことになり北の方ヘ去り、シビラは父親の借金返済のため開拓農民の子供たちの家庭教師として、つらい生活を送ることになった。その任務を終え家に戻った彼女を、仕事が上昇しだしたハリーが訪れ、真剣にプロポーズする。彼女は真にハリーを愛しながらも、やはり、それを拒んだ。4年後、朝日ののぼる草原に、自伝の原稿を書き上げ出版社に送り、充足した思いにひたるシビラの姿があった。

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作品データ

原題
My Brilliant Career
製作年
1979年
製作国
オーストラリア
配給
サンリオ映画
初公開日
1982年1月30日
製作会社
ニュー・サウス・ウェイルズ・フィルム・コーポレーション


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