コンラッド・ニコルズ
Clifton Bradbury 3
古代インカ帝国の秘宝をめぐって繰り広げられる冒険を描く。製作・監督は「大西部無頼列伝」のフランク・クレイマー、原案・脚本はクレイマーとG・サンチェ・アルヴィノ、音楽はウォルト・リッツが担当。出演はコンラッド・ニコルズほか。
南米コロンビア、コルディア山脈の奥地に存在すると言われているインカ帝国の秘宝の在りかを示す地図をギャングが狙っていることを知ったリベラ教授は、それをロスのラフィエンテ教授に渡そうとするが、教授は一味のリーダー、ランスキーに射殺され、リンダ・ローガン(ケリー・ロンドン)という女性が代わりに使者に立つことになる。地図だけを手にリベラ財団に向った彼女は、教授の同僚であるクラフトン・ブラッドベリー3世(コンラッド・ニコルズ)と出会い、命からがらギャングたちの追跡を逃れ、二人で秘宝探しの旅に出ることになった。様々なトラブルを経て彼らがたどり着いたのは、地図に書かれた教会跡だった。そしてそこで二人が目にしたのは、古代神インティに心奪われ、仮面をつけ放心したかのように地下の巨大神殿で儀式に陶酔しているリベラ教授の姿だった。がその時地底王国を地震が襲った。クラフトンは神殿崩壊の寸前、無事教授を救出するが、今度はランスキー一味が彼らの前に立ちふさがった……。
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