大沈没|MOVIE WALKER PRESS
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大沈没

1973年2月24日公開
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風光明媚な観光地リビエラ地方を舞台に、最新型ヨットの発明をめぐって色と欲がからみあうコメディ。製作はロベール・ドルフマン、監督はロベール・デリー、デリーとコレット・ブロッセの原案を、アルベール・ジュルジャンソンとミシェル・モドーが共同脚色、台詞はジャン・カルメ、撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はジェラール・カルヴィが各々担当。出演は「ファントマ」や「大混戦」シリーズのルイ・ド・フュネス。この作品を監督しているロベール・デリー、原案も担当し、デリーの夫人でもあるコレット・ブロッセ、他にアンドレアリパリジー、フランコ・ファブリッツィ、ジャック・ルグラ、ミシェル・ガラブリュなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ここはイタリアの有名な観光地サン・レモ。各国一流のヨットマンによる国際レガッタは、今や最高潮を迎えている。優勝してヨット協会から公認されれば一躍世界に販路が拡がるため、関係者の熱い視線が注がれている。そんな中で、フランス人の設計技師カスタニエ(R・デリー)が考案した革命的な設計による“チビッコ丸”が、妹シャルロット(C・ブロッセ)との操縦で、断然他を引き離し見事に優勝した。報道陣や関係者で賑わう授与式。そのカスタニエ兄妹のところへ、調子のよいイタリア人のマルチェロ(F・ファブリツィ)が親しげに商談をもちかけてきた。とまどうカスタニエは、造船主のフルショーム(L・D・フュネス)氏に相談して下さい、といいすててフランスに帰ってしまった--。その翌日、ここは南フランスのリビエラにあるフルショーム造船所。当のフルショームは、やはりカスタニエの設計した最新型の快速艇“不沈丸”の進水式に得意満面の表情で演説台に立っている。だが、いざという段になっても“不沈丸”はいっこうに進水しない。そこへサン・レモから帰ってきたカスタニエ。怒ったフルショームは、造船所にあるもう一台の“チビッコ丸”をメチャメチャにこわしてしまい、カスタニエには“即刻クビ”をいい渡した。そんな所にマルチェロが現われ、“チビッコ丸”の優勝を告げ、注文を取りつけたので、欲の皮が人一倍厚いフルショームはびっくり仰天。さあ大変とばかり、美しい妻のマリー(A・パリジー)を説得役にカスタニエの住む村へと連れだった。一面のぶどう畑に囲まれた、どこかのんびりした美しいグロガスの村。教会でカスタニエを探しあてたフルショームは、カスタニエの兄が司祭をしているその教会に寄贈金を渡し、ご機嫌をとって食事に誘うが、マルチェロがやってきて、カスタニエのもう一人の兄と食事をしていると聞くや、彼と契約されてはたまらないと大あわて。川辺の入江に面したカスタニエの家はモーターボートになっているので、大勢の人間がおしかけたために、全員が川へ落ちてしまった。命からがら救助されたフルショームは自宅のベッドでうなりっぱなし。全員が見舞いに揃っているのを横眼に見ると、悲痛な声をあげて同情を誘う。「もうおしまいだ。カスタニエ、生きていたら君と一緒に会社を作りたかった……」こういわれてカスタニエはもらい泣き。契約にあっさりサインしてしまった。--晴れやかな楽隊の音が響く「フルショーム・カスタニエ造船所」今日は“不沈丸”の進水式。大勢の見守る中で、“不沈丸”は静かに進水していく。が、何としたことか“不沈丸”はそのまま海水へと大沈没。頭にきたフルショームは、カスタニエを追っかけるが、彼の逃げ足の早いこと。

作品データ

原題
Le Petit Baigneur
製作年
1972年
製作国
フランス
配給
東和

[c]キネマ旬報社

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