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少年が知っている!
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1957年8月21日公開、サスペンス・ミステリー
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リネット・ペリイの脚本を編集者出身のクライヴ・ドナーが初監督したサスペンス・ドラマ。撮影は「スピードを盗む男」のアーネスト・スチュワード。「零下の地獄」のクリフトン・パーカー作曲の音楽を「スピードを盗む男」のミューア・マシーソンが演奏指揮する。主演は「デッドロック」のベリンダ・リー、「ナイルを襲う嵐」のロナルド・ルイス、映画主演四本目のマイケル・ブルック少年。ほかに「仮面の追撃」のジェフリー・キーン、ヴェテラン、マイケル・グウィンなど。

ストーリー

煙草屋の売子モリイ(ベリンダ・リー)は単調で貧しい自分の生活の吐け口を恋人ジェリイ(ロナルド・ルイス)との結婚に賭けていたがジェリイは思うことは何でもやり遂げようという行動派の男。現にモリイとの生活資金を稼ぐため相棒のスティーブンと宝石強盗の計画を練っていた。計画は進み、宝石店内へ怪しまれずに入るための制服さえ手に入れればよいことになった。モリイは警官を父にもつフレディ・ヘイウッド少年(マイケル・ブルック)という幼い友人をもっていた。フレディは少年時代にありがちな年上の女性への憧れをモリイに抱いていた。モリイも少年の純粋な気持に姉のような愛情を寄せていた。ジェリイは警官の制服入手に当ってこのフレディに目をつけモリイに橋渡しを頼んだ。仕方なく承知したモリイの頼みで少年が家から持出した制服を着たジェリイとスティーブンは白昼、安々と目的を達した。が盗んだ宝石が大粒で世間に知れていたため換金できず彼らは一時モリイの家に置くことにした。モリイの弟マイクは宝石袋を蓄音機に隠したが、それは姉が少年に贈る筈のものだった。“偽警官の宝石強盗”は新聞に報道された。そして、約束の時間に制服は戻って来たがフレディは敏感に事の次第を覚った。しかもモリイから受取った蓄音機の中から宝石を発見した、少年は今は裏切られた怒りにふるえた。彼は子供心にも警察に届ければ警官の父親が苦しむことを予想し、誰にも分らぬよう宝石を持主に返そうと、父母に置手紙し家を出た。少年は一旦、宝石を自分だけの秘密の場所にしていた廃墟に隠し、その場所を知らせる持主宛の手紙を手に駅へ向った。が、その行動を監視していたジェリイは少年を捕え宝石の隠し場所を白状させた。その頃、父のヘイウッド氏はフレディの置手紙を読んで一切を知った。直ちに警官隊に出動命令が下った。廃墟では折しもジェリイが宝石袋を発見したが、そこへ追ったきたモリイに気を取られた瞬間、少年に取返されてしまった。廃墟に続く工事中の建物の高い足場を伝って少年は逃げる。追いすがるジェリイが掴まえようとした途端、少年は袋を下に落した。それを拾ったモリイに少年は「ジェリイにやらないで!」と嘆願した。少年の必死の言葉は、ついにモリイの心を動かした。呆然とするジェリイをよそにモリイは宝石袋を少年に渡した。折から警官隊が包囲、ジェリイは逮捕された。そして、たった一つの夢を失ったモリイは、ひとり寂しく夜の闇に姿を消し去った。

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作品データ

原題
The Secret Place
製作年
1957年
製作国
イギリス
配給
東和
初公開日
1957年8月21日
製作会社
アーサー・ランク
ジャンル
サスペンス・ミステリー

[c]キネマ旬報社