戦塵未だ消えず:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
戦塵未だ消えず
戦塵未だ消えず
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戦塵未だ消えず

1960年公開、113分、戦争
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修道尼を主人公にした反戦メロドラマ。製作・監督のコンビ、ベティ・E・ボックス女史とラルフ・トーマスの十八番目の作品。脚本はロバート・プレスネル二世。撮影はアーネスト・スチュワード、音楽はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ。出演は「僕はご免だ」のリリー・パルマー、「香港定期船」のシルヴィア・シムズ、「サファイア」のイヴォンヌ・ミッチェルのほか、ロナルド・ルイス、アルバート・リーヴェン、ピーター・アーンら。

ストーリー

一九四三年、イタリア・フロレンスの南、丘の修道院の近くに収容所があった。ドイツ軍に捕ったユダヤ人の子供たちが収容されていた。修道院院長キャサリン尼(リリー・パルマー)は子供たちの脱出に努力していた。収容所の所長スポレティ少佐(ロナルド・ルイス)はイタリア人で、キャサリン尼の行動を黙認していた。彼は以前ローマで知りあった美しい見習修道尼ミチア(シルヴィア・シムズ)が好きだった。脱出方法は収容所から地下道を通って修道院に収容しトラックで運ぶ手順だった。準備はすすんだ。が、ドイツ軍の戦況が不利になり、収容所に所長ホルステン大佐と副官シュミット中尉が赴任してきた。監視がきびしくなり、一部の脱出が成功したものの、修道尼たちの計画も発見された。数日後、ゲリラ隊のペトレリが手助けにきた。しかし、脱出が発見され死刑にされた。キャサリン尼は院内に隠している子供たちを逃そうとした。ところが、その日はユダヤ教の神聖な“つぐないの日”なので、子供たちは食事や旅行を拒んだ。ゲリラ隊からユダヤ僧を呼んで祭礼をした。その最中、突然ドイツ軍が乱入した。すべては失敗、大佐は協力したゲリラ隊員の名をあかさぬと、キャサリン尼ほか二名の尼僧を銃殺するといった。スポレティはホルステン暗殺に失敗した。キャサリン、ガータ、エリザベタの三人が刑場にひかれていった。号令一下、銃声が轟いた。--イタリア兵銃殺隊は意識して狙いをそらせた。そのスキにスポレティはホルステンを倒し、隊員はシュミットを射殺した。子供たちは無事に脱出、スポレティは部下とともにゲリラ隊に参加するため、キャサリンやミチアに別れを惜しみながら去っていった。

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作品データ

原題
Conspiracy of Hearts
製作年
1960年
製作国
イギリス
配給
日本RKO
初公開日
1960年
上映時間
113分
製作会社
ベティ・E・ボックス=ラルフ・トーマス・プロ
ジャンル
戦争


[c]キネマ旬報社