男の争い:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
男の争い
男の争い
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男の争い

1955年9月22日公開
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オーギュスト・ル・ブルトンの小説を原作者のル・ブルトン、「七つの大罪」のルネ・ウェレル、監督のジュールス・ダッシンの三人が脚色し、「裸の町」のジュールス・ダッシンが監督、「快楽」のフィリップ・アゴスティニが撮影を担当する。音楽は「恐怖の報酬」のジョルジュ・オーリック。主なる主演者は「ガラスの城」のジャン・セルヴェ、「二百万人還る」のジャニーヌ・ダルセー、「筋金を入れろ」のマガリ・ノエル、ペルロ・ヴィタの仮名で出演する、ジュールス・ダッシン、など。なおシャンソン「ル・リフィフィ」の作詞はジャック・ラリュ、作曲はフィリップ・ジェラールである。

ストーリー

五年ぶりで出獄するトニイ(ジャン・セルヴェ)を迎えたジョウは、昔の恩義を忘れず、トニイに一旗挙げさせようと、仲間のマリオと共に宝石商ウェブ商会に押し入る計画に彼を誘った。だがトニイはその前に妻のマドーに会いたかった。彼女はピエールの経営しているナイトクラブ「黄金時代」の女給頭だが、今ではピエールの情婦になっているという噂だった。妻の不倫を確かめたトニイの肚はきまった。ジョウたちはミラノから金庫破りの名人セザール(ペルロ・ヴィタ)を呼んで、警戒厳重なウェッブ商会を襲撃し、二億フランの宝石を奪いとることに成功した。その帰りがけにセザールは、抽斗の中の指環をそっとポケットに忍ばせ、一夜かりそめの契りを結んだ「黄金時代」の歌手ヴィヴィアナ(マガリ・ノエル)への贈物にした。警察のスパイでもあったピエールはこの指環を見てセザール一味が金庫破りをしたことを感づき、一味を直接強請ることを考えた。そこで、まずセザールを捕えて口を割らせ、マリオのもとに赴いて宝石の隠し場所を追求したが、頑強に口をつぐんでいるので、これを殺した。最後の手段として、ピエールはジョウの一粒種トニオを誘拐し、その代償に宝石を要求した。事態を知ったトニイは仲間の掟に従ってセザールを処分すると、トニオが監禁されているサン・レミの別荘からトニオを救い出した。一方、ジョウは室石を換えて得た金を持って、サン・レミに向った。それを知ってトニイは引返したが、ジョウはピエールの兇手に倒れていた。死闘の末、トニイは瀕死の重傷を負いながらも、首尾よくピエール一味を全滅させ、流れる血に意識も絶え絶えになりつつ、トニオを母(ジャニーヌ・ダルセー)のもとに送り返すのだった……。

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作品データ

原題
Du Rififi chez les Hommes
製作年
1955年
製作国
フランス
配給
東和
初公開日
1955年9月22日
製作会社
パテ・シネマ


[c]キネマ旬報社