スーパー・タイガー 黄金作戦:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スーパー・タイガー 黄金作戦
スーパー・タイガー 黄金作戦
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スーパー・タイガー 黄金作戦

1968年3月19日公開、アクション
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「虎は新鮮な肉を好む」のアントワース・フラショの原案をアントワーヌ・フラショとジャン・カーテリンが脚色、「ジャガーの眼」のクロード・シャブロルが監督したアクションもの。撮影は「幸福」のジャン・ラビエ、音楽は「現金に手を出すな」のジャン・ヴィーネが担当した。出演は「ジャガーの眼」のロジェ・アナン、「虎は新鮮な肉を好む」のロジェ・デュマ、「地獄のランデブー」のマーガレット・リー、「愛は限りなく」のミカエラ・チェンダリなど。製作は「私生活」の女流プロデューサー、クリスチーヌ・グーズ・レナル。

ストーリー

海底に眠る船に、時価にして二千万ドルに相当する金塊が発見され、フランス秘密諜報員で“虎”の異名を持つラピエールとデューペは、その引揚げ作業及び輸送のガード役に命じられ、現地に向った。金塊の引湯げは成功したが、輸送中に海賊におそわれ、金塊は奪われてしまった。早速、行動を開始したラピエールは、海賊の黒幕が、カイエンヌのフランス総督府転覆をもくろんでいるギアナの革命分子の一味であることをつきとめた。彼らは奪った金塊をブラジル国境に運び、そこで大量の武器と交換、クーデターを起す手はずを整えていた。ラピエールは、革命派の首領リカルド、その妻サリータ、参謀格たる動物園長ジャック、そして美しいアメリカ女、パメラ(M・リー)などを徹底的に洗った結果、一味が、事故死した、パメラの夫の棺桶の中に隠していた金塊をとり戻すことに成功した。だが、彼らの組織力はいっこうに衰えなかった。ラピエールに金塊を奪いかえされた一味は、必要とする武器を、いかなる方法で手に入れようとしているのか。その謎をたしかめ、ラビエールはさらに調査を進めた。そしてリカルドの持つ鉱山の錫と武器が取引きされるということをつきとめた。錫の鉱石には、純度の高いウラニュームがふくまれていたのだった。ウラニュームを欲するその人物は誰か。ラピエールは、いよいよ事件の核心にふれていったが、途中敵の手にとらえられて、本陣に連行された。そこにはパメラも拉致されていた。彼女はアメリカCIAの諜報員だったのである。ここでラピエールは、目ざす男が、核兵器の威力で世界制覇を狙う、国際的な秘密組織“蘭”の首領であること知った。“蘭”が核物質を入手するか否かは、世界平和の危機でもあった。スキをみてやっと逃げだしたラピエールは警察と協力、一味を逮捕した。

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作品データ

原題
An Orchid for the Tiger
製作年
1966年
製作国
フランス スペイン イタリア
配給
松竹映配
初公開日
1968年3月19日
製作会社
パリ・プロジェフィ=フランチスコ・バルカザール=ディノ・ブロレンテス
ジャンル
アクション


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