あの胸にもういちど:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あの胸にもういちど
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あの胸にもういちど

1968年12月21日公開、92分
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アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの原作を、ロナルド・ダンカンが脚本化し、「長い船団」「殺しのエージェント」のジャック・カーディフがアダプトし監督・撮影したもの。音楽はレス・リードが担当している。出演は「さらば友よ」のアラン・ドロン、歌手のマリアンヌ・フェイスフル、「遥かなる戦場」のロジャー・マットン、「25時」のマリウス・ゴーリングなど。

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ストーリー

朝、小鳥のさえずりは聞えているが、まだ完全には明けきっていない。軽い寝息をたてている夫レイモンの傍を離れると、レベッカ(M・フェイスフル)は黒皮のレーサー服に裸身をすべりこませ、部屋を出た。裏庭の車庫から、ディオニソスと名づけた一二〇〇CCのオートバイを引きだすと、ハイデルベルクへ向けて出発した。ハイデルベルクには、恋人ダニエル(A・ドロン)がいる。四ヵ月前、レベッカはレイモンとの婚約旅行のスキーの宿でダニエルをみた。ダニエルは、レベッカの父が経営する本屋に、しばしばあらわれる大学の教師だった。その夜、レイモンはレベッカの部屋に入ってきたが、寝入ったふりをしていた彼女に、軽い口づけをしただけで立去って行った。そしてしばらくして、バルコニーから一人の男が入ってきた。レベッカはその男にだかれた。彼女は、その男がダニエルであることを知っていた。旅行から帰ってから、ダニエルは再びオートバイを駆って来た。父親の許可を得、レベッカを連れだすと、田舎のホテルの一室で彼女を抱いた。その帰り彼女はオートバイの乗り方をダニエルに教わった。その時から、彼女はオートバイに魅せられた。数日後、レベッカはレイモンと結婚した。その時、ダニエルはディオニソス号を彼女におくった。彼女は、そのディオニソスを駆って、今、ダニエルに会いに行こうとしている。彼女は想像する。数分後にダニエルに抱かれている自分を。がその瞬間、大型のトラックがオートバイもろとも彼女をはねとばした。一瞬、レベッカの身体は、空中にとんだ。

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作品データ

原題
La Motocyclette
製作年
1968年
製作国
フランス
配給
東和
初公開日
1968年12月21日
上映時間
92分
製作会社
アレ・プロ=ミディ・アトランチック・フィルム


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