バスタード:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
バスタード
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バスタード

1969年4月25日公開、アクション
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「荒野の1ドル銀貨」のドゥッチョ・テッサリが監督したアクション。脚本はドゥッチョ・テッサリ、エンニオ・デ・コンチーニ、マリオ・ディ・ナルドの三人、撮影はカルロ・カルリーニ、音楽はミシェル・マーニュが担当した。出演は「星空の用心棒」のジュリアーノ・ジェンマ、「エスカレーション」のクローディーヌ・オージェ、「女王陛下の大作戦」のマーガレット・リー、ハリウッドのベテラン、リタ・ヘイワースなど。製作はトゥリ・ヴァジーレ。

ストーリー

現代アメリカの西部。その昔ジーグフェルド・フォリーズの花形踊り子として鳴らした頃の妖しい色香を、今もって初老の容姿に匂わせているマーサ(R・ヘイワース)が二人の息子を待っている。弟のジェースン(G・ジェンマ)は宝石店を襲い、多額の宝石を持って帰宅した。その夜ジェースンは、久しぶりに恋人カレンと、すごした。一方、ジェースンの兄アダムは屑鉄処分が商売だったが、弟の宝石を狙い、彼をつけまわすようになった。それには、アダムとも通じているカレンが力を貸したのだ。ついにジェースンは宝石を取られ、そのうえ右腕をつぶされてしまった。こうなっては自慢の早射ちも出来ない。そんな彼を助けたのが女牧場主バーバラ(C・オージェ)である。やがてジェースンとの間に恋が生まれた。そしてジェースンは、いつの日か兄に復讐せんものと左手で拳銃の練習を始めた。その頃アダムはメキシコにいた。ところがジェースンがメキシコに向った頃、折悪しく大地震が起りカレンは死んだ。そしてアダムは岩の下敷き。ジェースンはアダムを助け出し、一対一で対決。ジェースンは見事復讐をとげた。だが、その時、母親マーサがバーバラをつれて、かけつけてきた。そしてマーサの銃が火を吹き、ジェースンが倒れた。彼女にとっては、アダムもまた、かけがえのない息子なのである。横たわった二人の息子の死体をみてマーサはつぶやく。「さあ早く埋葬を……」。その澄んだ声に、二人の息子を同時に失った女の深い悲しみを、バーバラは決して聞き逃がしはしなかった。

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作品データ

原題
The Bastard
製作年
1968年
製作国
イタリア ドイツ フランス
配給
ワーナー・ブラザース
初公開日
1969年4月25日
製作会社
ウルトラ・フィルム=ライン・マイン・プロ=PECF
ジャンル
アクション


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