群盗荒野を裂く:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
群盗荒野を裂く
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群盗荒野を裂く

1968年1月27日公開、121分、アクション/西部劇
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サルバトーレ・ラウリーニの脚本を「禁じられた恋の島」のダミアーノ・ダミアーニが監督したメキシコ革命を背景にしたアクション篇。撮影はトニ・セッチ、音楽は「続荒野の用心棒」のルイス・エンリケス・バカロフが担当している。なお「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」のエンニオ・モリコーネが音楽監修者として名をつらねている。出演は「夕陽のガンマン」のジャン・マリア・ヴォロンテ、「007/サンダーボール作戦」のマルティーヌ・ベズウィックほか。製作はビアンコ・マニアーニ。テクニカラー、テクニスコープ。

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ストーリー

メキシコ革命のさなか。各地に革命軍の火の手はつぎつぎとあがり、政府軍との交戦が日ましに激しくなっていた時代である。エル・チュンチョ(G・M・ヴォロンテ)を首領とするゲリラ隊は、政府軍を襲っては武器、弾薬を掠奪し、革命軍のエリアス将軍に売りつけていた。ある日のこと、アメリカ青年ビルが仲間に加わった。ところでこのゲリラ隊は、革命軍の勝利を心から願うチュンチョと弟のサントのほかは、紅一点のアデリータ(M・ベズウィック)と、金だけが目的の男たちだった。やがてチュンチョは、サンミゲルの町が革命軍の手で解放されたのを知ると、みんなをつれて町にやってきた。しかし政府軍が明日にも攻めてくるかもしれない。チュンチョとサントは町にとどまろうとしたがビルが反対した。そしてビルは仲間をひきつれて、武器を売るためにエリアス将軍のもとへ急いだ。町民に戦闘方法を教えたチュンチョはサントがとめるのもきかず後を追った。途中一行は政府軍の襲撃に会い、仲間はチュンチョとビルだけになってしまった。二人の間には男どうしの友情らしきものが芽ばえた。やがてエリアス将軍の所についたとき、二人は一行が発った直後にサンミゲルの町が襲撃されたと知らされた。チュンチョは自分のとった行動を後悔し、すすんで処刑を受けたいといった。サンミゲルの町のただひとりの生き残りサントが銃殺刑を行なうことになり、二人は陣営のはずれに歩いた。そのとき二発の銃声。一発はエリアス将軍に、一発はサントに。犯人はビルだった。彼は実は賞金稼ぎで、最初からエリアス将軍を狙っていたのだった。その後ホテルでチュンチョとビルは出会った。チュンチョはピストルに手をかけたが、ビルは相手にしない。賞金を半分やるからアメリカで気軽に暮そうという。ビルの友情らしきものを知るうちにチュンチョには殺意がなくなってしまった。二人は汽車に乗った。しかし、チュンチョはどうしてもビルを許せなかった。発車まぎわ、チュンチョはビルを射殺し、いずこともなく逃走していった。

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作品データ

原題
Quien Sabe?
製作年
1967年
製作国
イタリア
配給
東京第一フィルム
初公開日
1968年1月27日
上映時間
121分
製作会社
M・C・M
ジャンル
アクション西部劇


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