シルビーの帰郷:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
シルビーの帰郷
シルビーの帰郷
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シルビーの帰郷

1988年3月26日公開
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自由な魂のおもむくままに生き続ける女性の生き方と彼女の影響を受けて自立する姉妹の姿を描く。製作はロバート・F・コールズベリー、脚本・監督は「ローカル・ヒーロー 夢に生きた男」のビル・フォーサイス。原作はマリリン・ロビンソン。撮影はマイケル・コールター、音楽はマイケル・ギブス、美術はエイドリアンヌ・アトキンソンが担当。出演はクリスティン・ラーティ、サラ・ウォーカー、アンドレア・バーチルほか。

ストーリー

米大陸北部に連なる山山を映し出す湖の畔にひっそりと佇むスモールタウン。母が車で事故死して以来、ルース(サラ・ウォーカー)とルシール(アンドレア・バーチル)の姉妹は祖母の手によって、この町で成長した。祖母は2人に母のことは一切語らず、いつも祖父の話をしていた。やがて、その祖母も亡くなり、遠縁のリリーとノーナの老姉妹が2人の世話をしにやってきた。祖母に宛てたシルビー(クリスティン・ラーティ)の手紙が届き、彼女が呼び戻されることになったのはその頃だった。シルビーは2人の母の妹で、結婚後、町を出て放浪生活を続けていた。シルビーが戻ったのはそれから間もないクリスマス・イヴのことだった。2人にとってはずっと謎めいた存在だったシルビーだが、会うとその美しさに夢中になった。春の訪れとともに、大洪水がやってきて、家が水びたしになり3人は一緒に2階の子供部屋で寝るが、シルビーは祖母がよく語った祖父の話を2人にした。そんなある日、ルシールが学校でカンニングを戒められた。そして、2人一緒に登校を拒否するようになるが、シルビーは何も言わなかった。いや、2人を全く無視して、自由奔放な行動を続けていた。そんな彼女の態度にルシールが怒りを爆発させ、新学期とともに、態度を一変して普通の少女らしく学校へ通い出し、やがて、ロイス先生を頼って家を飛び出してしまった。残ったルースにシルビーはやさしかった。ルシールの一件を機に、シルビーの生活に対する保守的な町の批判も高まっていた。そして保安官の警告が徐徐に厳しくなると、シルビーは荷物をまとめて家に火を放ち、旅に出発した。彼女のあとにはルースが続き、彼女もまた自由な世界への第一歩を踏み出していった。

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作品データ

原題
Housekeeping
製作年
1987年
製作国
カナダ
配給
コロムビア
初公開日
1988年3月26日
製作会社
コロムビア


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