辻芸人の悲哀:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
辻芸人の悲哀
辻芸人の悲哀
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辻芸人の悲哀

1925年公開、コメディ
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「叔父の後継」と同じくアルフレッド・マシャン氏とアンリ・ウルシュレゲル氏とが共同監督した例の動物応用のマシャン映画で、コメディ・フランセーズ座の名優モーリス・ド・フェロディ氏がオーギュストと共演している。その他「叔父の後継」出演のジネット・マディー嬢、「破邪の栄冠」出演のコメディ・フランセーズ座員マキシム・デジャルダン氏、ジャック・ルーセル氏、ジュヌヴィエーヴ・ポアリエ嬢及び子役クロクロ君が出演している。無声。

ストーリー

モンマルトルの高台に退職判事プリヴァは妻と娘クロードと三人で平和に暮らしていたが、クロードは美術学校に聴講に通っていて青年画家ジャン・セレエと知り合いになった。モンマルトルの祭の日、ジャンはモデル女リゼットを始め大勢で騒ぎ廻り、ラリュ爺さんの見世物に押しかけて騒ぎ立てとうとう興行を出来なくさせてしまった。クロードはそれを気の毒に思い皆から金を取集めて爺さんに与えた。それからタバランの舞踏場に行ってクロードとジャンとは相許す間柄となった。或夜ジャンのアトリエをリゼットが訪ねて金を借りジャンの親切に嬉し泣きをしている有様を見てクロードは、ジャンの心を疑い思い余ってセーヌ河に投身しようとした。そこをラリュ爺さんに助けられ今更我が家に帰れず爺さんの許に厄介になっているうちにジャンの胤なる男子を生落した。娘の家出に驚いた両親はジャンの口から一切を知り行方を探したが無駄だった。ジャンは煩悶を忘れようと植民地に旅した。ラリュ爺さんは田舎へ巡業した。クロードの子供は猩々を友達に成長したが爺さんは病気に冒された。クロードが介抱していると子供と猩々は遊びに出て、其の夜はクリスマスの事で、田舎へ隠棲したプリヴァ夫妻は近所の子供達を呼んで心を慰めていた。猩々は窓を破って跳り込み子供達を驚かしたので大騒ぎとなり火事が起こった。其の騒動がもとでプリヴァの許に来ていたジャンはクロードと再会した。ラリュ爺さんは病気が癒ると人々の止める袖を振り切って放浪の旅に就いた。

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作品データ

原題
Le Coeur des Gueux
製作年
1925年
製作国
フランス
配給
アートフィルム
初公開日
1925年
製作会社
アルフレッド・マシャン
ジャンル
コメディ


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