
マリア・ルイサ・モスケラ
la Princesa europea
十六世紀の南アメリカとスペインを舞台に繰り広げられる、幻想的メロドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはアンドレア・ラドンスキ、製作はリディア・コルドバ、監督は“Orinko Nuevo Mundo”('84・末)のディエゴ・リスケス、脚本はルイス・A・デュケスとリスケス、撮影はアンドレス・アグスチ、音楽はアレハンドロ・ブランコ・ウリべが担当。出演はマリア・ルイサ・モスケラ、アルベルト・マーティンほか。
16世紀。スペインの探検隊が南アメリカのカリブ諸島で、あるインディオの酋長(アルベルト・マーティン)を捕え、その村の特産物と一緒に本国の宮廷に持ち帰る。王(ホアン・フェルプス)と女王(ヴァレンティナ・マデュロ)にとって、酋長は野蛮でしかないが、彼らの一人娘の王妃(マリア・ルイサ・モスケラ)にとって、酋長はロマンティックで高貴な男。そして、宮廷お抱えの老学者(ウゴ・マルケス)の眼には、彼は哲学大系を揺さぶる危険な人物として写る。酋長は、宮廷を出て河辺の小さな家に住む。酋長に熱を上げた王妃はある夜、彼のもとを訪れる。そして旧大陸と新大陸の血を受けた黄金の皇子が生まれるのだった。
la Princesa europea
Caribbean cacique
Astrologist
el conquistador
el Rey
la Reina
監督、脚本、編集
脚本
製作
製作総指揮
撮影
音楽
美術
美術
字幕
[c]キネマ旬報社