ポケットの中の握り拳:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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ポケットの中の握り拳
ポケットの中の握り拳

ポケットの中の握り拳

1983年9月23日公開、105分
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家族や宗教に対する反乱を過激に表明する青年を描くドラマ。83年当時では日本公開作がまだなかったが、イタリアでベルトルッチと並んで注目を集めていたマルコ・ベロッキオの65年、26歳の時の監督処女作。音楽はエンニオ・モリコーネ。ロカルノ映画祭銀の帆賞、イタリア銀リボン賞最優秀原案賞を受賞。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

アーレッサーンドロウ(ルー・カステル)はこれといった職もなく家族と暮らしている。盲目の母親(リリアーナ・ジェラーチェ)は無気力で、家族のことは長男のアウーグストウ(マリノ・マーゼ)に任せきりだった。一方、妹のジューリア(パオラ・ピタゴーラ)は、兄のアウグーストウに近親相姦的な愛着を抱き、兄と婚約者との仲を裂こうとする。アウグーストウは婚約者と結婚して町に移り住みたいと思っているが、家族に対する責任や経済的な理由で結婚には踏み切れなかった。ある日、アーレッサーンドロウは母を車に乗せて墓参りに行き、その帰りに母を崖から突き落としてしまう。アウグーストウは弟の殺人を予告したメモを発見するが、動揺もせず、二人の後を追おうともしなかった。母の死後、アウグーストウは結婚して町に住むようになり、アーレッサーンドロウとジューリアは母親の遺品を片端から燃やしてしまう。アーレッサーンドロウは冷静に第二の殺人を遂行した。今度は知的障害の弟である。浴槽で弟が死んでいるのを発見したジューリアは、ショックのあまり癲癇の発作を起こし階段から転落した。その後、アーレッサーンドロウは晴れ晴れとした様子でヴェルディのオペラ『椿姫』に合わせて踊るうち、突然癲癇の発作に襲われもがき苦しみながら息を引き取る。隣の部屋にいる病気のジューリアは兄が苦しんでいるのを知りながら、起き上がれないのか起き上がろうとしないのか、ベッドから出ようとはしなかった。

作品データ

原題
I pugni in tasca
製作年
1965年
製作国
イタリア
配給
カトル・ド・シネマ
上映時間
105分
製作会社
ドーリア・チネマトグラフィカ

[c]キネマ旬報社

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