フィオリーレ 花月の伝説:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フィオリーレ 花月の伝説
フィオリーレ 花月の伝説
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フィオリーレ 花月の伝説

1994年3月26日公開、歴史
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イタリア、トスカーナ地方の名門、ベネディッティ家の200年間、4つの世代にわたる伝説を描いた大河ドラマ。監督・原案・脚本は「太陽は夜も輝く」のパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟。製作はグラーツィア・ヴォルピ。撮影は「太陽は夜も輝く」のジュゼッペ・ランチ、音楽は「ハモンハモン」のニコラ・ピオヴァーニ、美術は「グッドモーニング・バビロン!」のジャンニ・ズバッラ、衣装はパオロ夫人で「ルナ」のリーナ・ネルリ・タヴィアーニが担当。出演は「サン★ロレンツォの夜」のクラウディオ・ビガリ、「嵐の中で輝いて」のコンスタンツェ・エンゲルブレヒト、「イタリア不思議旅」のジョヴァンニ・グイデッリら実力派が結集。

ストーリー

18世紀末のトスカーナ。ナポレオン率いるフランス遠征隊の将校ジャン(ミシェル・ヴァルタン)は、土地の農家の娘エリザベッタ(ガラテア・ランツィ)と恋に落ちる。だが、何者かが仏軍所有の金貨を盗み、ジャンは軍規によって銃殺された。処刑直前に綴った手紙の中で、ジャンは彼女にフランス革命暦で花月を意味するフィオリーレという名を捧げていた。悲嘆にくれ、ジャンの復讐を誓ったエリザベッタだが、犯人は、彼女の実の兄コンラッド(クラウディオ・ビガーリ)だった。復讐は遂げられず、彼女はジャンの子供を産み落とした直後に死ぬ。その数奇な運命は19世紀、身分違いの恋を引き裂かれ、政界を目指す実の兄を毒殺するエリーザ(ガラテア・ランツィ二役)へ、第二次大戦下にレジスタンスとなり、名門ということで処刑を免がれたマッシモ(ミシェル・ヴァルタン二役)へと受け継がれる。いつしかベネディティ家(祝福された家族)はマレデッティ家(呪われた家族)と呼ばれるようになる。そして現代。ベネデッティ家の当主ルイジ(リノ・カポリッキオ)は、2人の子供を連れて、陰棲している老父マッシモ(レナート・カルペンティエリ)を故郷トスカーナに訪ねる。マッシモは、精神を病んでいた。ベネデッティ家の物語は終わりを告げたかに見えたが、一家の魂は兄エミリオと妹シモーナの2人の子供の中に宿っていた。

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作品データ

原題
Fiorile
製作年
1993年
製作国
イタリア フランス ドイツ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
初公開日
1994年3月26日
製作会社
フィルムトレ・ジエール=ペンタフィルム=フロリダ・ムービーズ=ラセット・シネマ=キャナル・プリュス=ロキシー・フィルム=K・Sフィルム
ジャンル
歴史


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