プレイ・デッド
プレイ・デッド
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プレイ・デッド

1994年5月14日公開
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麻薬王を追ってロンドンに渡った、ニューヨーク市警の敏腕刑事の活躍を描いたフィルムノワール。弱冠25歳のダニー・キャノンが監督・脚本を手掛けた彼のデビュー作。共同脚本はデイヴィッド・ヒルトン、製作はポール・トライビッツとアリソン・オーウェン・アレン。エクゼクティヴ・プロデューサーはリチヤード・N・グラッドステイン、ロナ・B・ワリス、フィリップ・マグレット。撮影は『アンダー・サスピション』(V)のヴァーノン・レイトン、音楽はデイヴィッド・アーノルドで、主題歌はシュガーキューブス出身の女性シンガー、ビョークが歌う『プレイデッド』。美術はローレンス・ドーマン、編集はアレックス・マッキー。主演は「ピアノ・レッスン」のハーヴェイ・カイテル。共演は「インディアン・ランナー」「カリートの道」のヴィーゴ・モーテンセン、イェーン・グレンほか。

ストーリー

続発する麻薬絡みの殺人事件に苦慮するロンドン市警は、ニューヨーク市警麻薬捜査課の刑事ジョン・ハリス(ハーヴェイ・カイテル)を呼び寄せた。表向きはアドバイザーだが、彼にはヨーロッパに潜伏したと思われる宿敵の麻薬王フレイザー(ヴィーゴ・モーテンセン)を逮捕する任務を帯びていた。殺人事件解決のカギを求めて、彼はエリート捜査官のフォスター(イェーン・グレン)と組んで、ソーホーのディスコ周辺に探りを入れ始めた。かつての暗黒街の顔役で、今は引退同然のキャロー(テレンス・リグビー)とも接触する。そんな時、ハリスの目の前で2人の警官が火炎瓶を投げつけられて焼き殺された。犯人の顔を目撃した彼は、ディスコのバーテンとして働く若者クリス(クレイグ・ケリー)に協力を求める。彼は“ヤング・アメリカンズ”と称する少年ギャング団のメンバーだと証言した。フレイザーは未成年の少年たちを言葉巧みに煽り、殺し屋に仕立てていた。逮捕された少年たちは証拠不十分で釈放されたが、やがて無残な死体となって発見された。麻薬取引の証拠を知る父が殺され、ついにクリスはハリスに今まで拒んできた捜査の協力を申し出る。彼は一味の会話を録音し、囮捜査で仲間を逮捕させた。フレイザーがついに店に姿を現すという夜ハリスたち捜査陣はディスコの前に張り込む。だが、囮捜査で逮捕した男が急に保釈となり、クリスは襲われる。警察が踏み込むと、フレイザーは店にいあわせたクリスの恋人レイチェル(サンディ・ニュートン)を人質にとり、ハリスに迫る。間一髪のハリスの前にキャローが現われ、フレイザーを倒した。

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作品データ

原題
The Young Americans
製作年
1993年
製作国
イギリス
配給
パイオニアLDC
初公開日
1994年5月14日
製作会社
ポリグラム・フィルム・プロダクション


[c]キネマ旬報社