海軍士官候補生(1933):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
海軍士官候補生(1933)
海軍士官候補生(1933)
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海軍士官候補生(1933)

1933年公開
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「青春罪あり」「キング・コング(1933)」のブルース・キャボットが主役を演ずる映画で、原作脚色及び監督は昔鳴らした古強者のF・マクグルー・ウィリス及びクリスティー・キャバンヌが夫々当り、撮影は「裸女と蝿」「荒浪越えて」のアルフレッド・ギルクスが担当している。助演者は「幸運の悪魔」「熱血撮影隊」のベティー・ファーネスを始め、「歓呼の夜」のフランク・アルバートソン、「全米軍」のジョン・ダーロウ、「恋愛即興詩」のアーサー・レイク、「豚児売り出す」のパーネル・プラット、マーガレット・セドン、フローレンス・レイク等である。

ストーリー

ジャック・オースチンは持って生れた奔放な性格が禍して、アナポリスの海軍兵学校を卒業することが出来なかった。併し成績優秀前途頗る有望な所が、校長のロジャース大佐の好意を迎えて、新入生係を命ぜられた。そして忽ち彼は新入生の間の人気者になった。所がジャックの性格が又しても問題を惹き起した。彼は恋をしたのである。彼と同室の友達のクラークと彼は一人の娘を争った。しかもその娘がロジャース大佐の愛嬢ルースだった。クラークはルースと婚約していると嘘をついてジャックとルースの間を裂こうとした。それが気になったジャックは消灯後抜け出してルースに逢い、ルースも亦彼を想っている事を知った。喜んで帰って来たジャックをクラークが見付けて報告してしまった。到頭ジャックは卒業するまでの処罰猶予を課せられた。何かもう一度報告されると今度は放校処分を受けるというのである。ロジャース大佐は何とかしてジャックに規則に服従する事を救え込もうとしていた。ルースもそんな気持で、海軍で立派にやって行けない方には妾もう用はないわと云って見た。これがジャックに愛の破滅を感じさせてしまった。駆潜艇演習の時、ジャックの船と飛行機とが衝突した。実はこれはラッセルという少尉候補生の過失であったが、ジャックは責を一身に引き受けて自ら進んで退校しようと決心した。彼がラッセルをかばう気持、初年級一同が彼を愛惜する気持、それ等が校長の耳に入った。感動した校長は一切の彼の事故を記録から消してやった。ジャックは輝しく卒業出来ルースと結婚した事は云うまでもない。

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作品データ

原題
Midshipman Jack
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
RKOラジオ映画


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