ハモンハモン|MOVIE WALKER PRESS
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ハモンハモン

1993年7月31日公開,93分
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青空が拡がるスペインの片田舎を舞台に、六人の男女によって展開する恋愛ドラマ。監督は工業デザイナー出身で、「ルルの時代」のビガス・ルナ。エグゼクティブ・プロデューサーは「マタドール〈闘牛士〉炎のレクイエム」のアンドレス・ビセンテ・ゴメス。脚本はルナとクーカ・カナルス。撮影は「アタメ」のホセ・ルイス・アルカイネ。音楽は「無防備都市 ベイルートからの証言」のニコラ・ピオヴァーニが担当。出演は「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナ、新人のペネロペ・クルス、「鍵」のステファニア・サンドレッリ、スペインの名優のひとりであるファン・ディエゴ。九二年度ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

小さな町に住む魅惑的な少女シルヴィア(ペネロペ・クルス)と大手下着メーカー社長マヌエル(ファン・ディエゴ)の息子ホセ・ルイス(ジョルディ・モリャ)は恋人同志。シルヴィアの母カルメン(アンナ・ガリエナ)は街道沿いの売春宿を切り盛りしている。ある日、ホセがシルヴィアを妊娠させてしまったことが発覚する。ホセを溺愛する母コンチータ(ステファニア・サンドレッリ)は二人を結婚させてなるものかと、闘牛士を夢見る美少年ラウル(ハビエル・バルデム)を下着モデルとして雇い、シルヴィアを誘惑させようと罠を仕掛けるが、どうしたことかコンチータは、ラウルの肉体に自ら溺れていってしまう。しかしラウルは、シルヴィアに強く魅かれていた。コンチータの横槍でホセとの間がしっくりいかないシルヴィアは、再三ラウルのアプローチにも冷たい態度で接していた。ある日、カルメンとシルヴィアが可愛がっていた子豚が、二人の目の前でラウルのバイクに跳ねられて死んでしまう。しかしシルヴィアが駆け寄ったのはラウルの方だった。この事件を発端にして、この六人の男女は、自らの抑制してきた欲望を剥き出しにする。マヌエルに父性を求めるシルヴィア。ホセはカルメンに身を委ね、ラウルはシルヴィアへの想いよりも、コンチータが呟く富と名声の誘惑に酔っていた。そして、ホセとラウルはハム工場で決闘し、大きなハムの塊で殴り合い、ホセは死んでしまうのだった。

作品データ

原題
Jamon Jamon
製作年
1992年
製作国
スペイン
配給
アルシネテラン=シネマテン
上映時間
93分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    枕の凹

    3.0
    2017/8/27

    ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞受賞ということで観ましたが、いい意味で裏切られた気分。日活ロマンポルノの全盛期を思い起こさせる濃厚な男女入り乱れての愛憎劇。演出もテンポよくあえてB級映画の快作と言いたいところ。若き日のペネロペ・クルスの安っぽい女ぶりもいいし、ハビエル・バルデムもこの当時すでに才能がほとばしってます。

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