浅香唯
猪熊柔
天才的な柔道の素質を持つ少女の青春を描く。浦沢直樹の同名漫画の映画化で、脚本は「クレージーボーイズ」の関本郁夫が執筆。監督は新人の吉田一夫、撮影は「19ナインティーン」の岸本正広がそれぞれ担当。主題歌は、浅香唯(「NEVERLAND~YAWARA!/メインテーマ~」)。
高校3年の猪熊柔は祖父・滋悟郎のスパルタ教育で天才的な柔道少女に育てられていた。父親は10数年前に失踪、母親はその消息を聞く度に捜しに出かけるという生活を送っていた。柔自身は女の子らしく柔道よりもおしゃれに関心があり、普通の青春を楽しんでいた。しかし、ある日町中でひったくり犯を巴投げしたところ、その写真が新聞に載ってしまった。その写真をスクープしたカメラマンの松田が柔を追い始める。一日でスポーツ界のスターとなった柔は柔道部に入部するが、これは孫娘を4年後のバルセロナ五輪で優勝させ、国民栄誉賞を取らせるという滋悟郎の陰謀でもあった。さらに柔のライバルとして負けず嫌いのスポーツ好きのお嬢さま・本阿弥さやかが選ばれ、そのコーチには柔の憧れる風祭がついた。柔は公式戦デビューを完勝で飾り、弱少柔道部も柔のコーチで全国高校選手権の一回戦を勝ち抜いた。4月、柔は三葉女子大に入り、全日本女子柔道選手権へ出場。決勝でさやかを破り、全日本を制した。そしていよいよ柔はロス五輪の柔道選手ラシュワンを頼って、バルセロナへ留学。柔を慕う松田も来ていたが、柔が見たのは父親に似た男の姿だった。
猪熊柔
猪熊滋悟郎
猪熊虎滋郎
松田耕作
本阿弥さやか
風祭進之介
伊藤富士子
祐天寺豪造
本阿弥錦之介
鴨田
山下泰裕
山口香
前田日明
高田延彦
馬渕よしの
ラッシュワン
監督
脚本
原作
製作
製作、企画
製作総指揮
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画協力
企画協力
企画協力
プロデューサー
音楽プロデューサー
主題歌
スチール
製作
製作
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