十七才の成人式|MOVIE WALKER PRESS
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十七才の成人式

1971年6月23日公開,81分
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「高校生番長 棒立てあそび」でデビューした岡崎明の二作目。脚本は「すっぽん女番長」の高橋二三。撮影は「高校生番長 ズベ公正統派」の中川芳久がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

下町の真中に、信和高校があった。五日後に結婚式を控えたうら若い美人教師、桂春代は三年B組生徒有志から結婚プレゼントを贈られた。このプレゼント発案者である三人組の一人、石丸りえは、神官である父の芳造を助けるためセイラー服を巫装に脱ぎ替え結婚式を手伝うけなげな女子高校生である。二人目の伊東久之の家は銭湯。近くの色街の芸者そめ香が今日もやってくる。三人目、犬塚幸一の母はなく、父白雲は厳格な漢文学者。それから十日後、新婚旅行から帰った春代の体の変化をかいま見ようと、生徒たちは凝視するのだが、春代の顔色はすぐれなかった。翌日、校内に春代の離婚の噂が広がった。B組の授業が終わると、春代は突然辞職の挨拶をし、騒然とする生徒達の前で、噂を裏づけする告白を始めた。それは、男性からは性的な満足は得られず、高校時代に知ったレスビアンの魅力からついに逃げ切れないというものだった。生徒たちは中途半端なセックス知識が招く悲劇に茫然とするばかりだった。これを契機に、三人組の提案で実生活に基づいた性教育講座の開設を校長に要求したが一蹴された。学校当局とは越えがたい断絶があることを自覚した三人組は、自主的課外授業を開催することを決定した。そんなある日りえは、久之を自分の神社に呼んで、愛の告白をし、裸体を横たえたが、番台で女の裸を見なれたためか久之は、全然興奮しない。りえは、久之の病気を治すべく努力をした。放課後二人が夕暮れの河原を歩いていると覆面の若い男子が立ちはだかった。ナイフをチラつかせながら久之を縛り、その前でりえに猛然と襲いかかった。その時、久之は自分の下半身の初めての異常に気がついた。久之はひもをとき、覆面の男を殴り倒して覆面を取ると、それはりえと久之に嫉妬した幸一であった。この事件は世間の明るみにだされ三人は退学処分に決定した。しかし校門の前で別れを告げる三人の顔はなぜか明るかった。

作品データ

製作年
1971年
製作国
日本
配給
ダイニチ映配
上映時間
81分

[c]キネマ旬報社

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