べらんめえ中乗りさん:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
べらんめえ中乗りさん
べらんめえ中乗りさん
-

べらんめえ中乗りさん

1961年10月22日公開、86分
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

宮本幹也原作の『筏師ノンコ』より、「飛ばせ特急便 魔の十八号線」のコンビ甲斐久尊が脚本を担当、伊賀山正光が監督した、ひばり民謡の旅シリーズの第二篇。撮影は「皮ジャン・ブルース」の西川庄衛。

ストーリー

木場きっての老舗材木商“佐渡正”の佐渡正三郎も近頃はめっきり老いこんで病気がち、江戸っ子で男勝りの娘伸子は、あこぎな商売でのし上ってきた“但享”のやり口に我慢出来ない。依頼されていた建築資材の明細書を清村建設へ届けた伸子は「材木は但享と岡大作から入れることに変更した」と断られ憤然と引揚げた。この場に居合せた岡の息子健一は但享のやり方に義憤を感じて後を追うが、伸子は激しく罵倒した。帰途伸子は但享の子分が家屋立退の嫌がらせをしているのを得意の啖呵で追っ払ってやったことから、遺恨をもった子分と、伸子に横恋慕の但享の伜太一に銭湯帰りを襲われたが、健一に救われた。夏祭に賑う頃、伸子にもようやく健一を慕う心が芽生えたのだが--外国人記者団に木場伝統の“角乗り”を見せることになった組合長の佐渡正は、但享に子分を借りに行くが「娘を伜の嫁にというのなら別」といわれ、一人でもやってみせる、と席を蹴った。但享はそれを邪魔しようと佐渡正を骨折させた。伸子は角乗りは私がやると父を慰めた。当日彼女は曲乗りを次々とこなし拍手をあびた。それから数日後、木場の堀で佐渡正と岡大作の筏が衝突し、更に但享の筏師も加わって乱闘となり、共に警察に留置されたが互に譲らなかった。折から清村建設社長の呼び出しでニューヨークのセントラル・パークに建てる五重塔の建築用材を頼まれた伸子は、木曽に行って用材を買集めることにした。これを横どりしようとする但享も、父の岡社長からこれをきいた健一も木曽へ……木曽で伸子は但享と土地のボス早船からあらゆる妨害をされたが、健一の努力で営林署出入の木樵や筏師が集められたことを知り、一切の誤解がとけた。それでも妨害を続けた但享、早船は翌朝刑事に拘引されて行った--その頃木曽川を下る筏の群の先頭に伸子、健一の明るい顔があった。伸子の唄声があたりの静かな山々にこだまするのだった。

キャスト

美空ひばり

美空ひばり

佐渡伸子

高倉健

高倉健

岡健一

山形勲

山形勲

佐渡正三郎

神田隆

神田隆

但馬享造

薄田研二

薄田研二

仙三

加藤嘉

加藤嘉

岡大作

紫ひづる

紫ひづる

お光

江沢信行

江沢信行

お光の弟

愛川かおる

愛川かおる

節子

太地喜和子

太地喜和子

洋子

宮園純子

宮園純子

頼子

花房錦一

花房錦一

頼子の兄

山口勇

山口勇

早船徳兵衛

潮健児

潮健児

但馬の子分・政

岡部正純

岡部正純

佐渡正の子分・権

大東良

大東良

佐渡正の子分・辰

須藤健

須藤健

小松

十朱久雄

十朱久雄

清村社長

野々浩介

野々浩介

大木専務

今井健二

今井健二

太一

田川恒夫

田川恒夫

運転手・時村

原信夫

原信夫

運転助手

久保比左志

久保比左志

岡木材の事務員

野田邦夫

野田邦夫

警官

杉義一

杉義一

警察係官

滝沢昭

滝沢昭

木曽の刑事

ハロルド・コンウェイ

ハロルド・コンウェイ

クラーク

岡野耕作

岡野耕作

清村建設社員

志摩栄

志摩栄

木曽の親方A

沢彰謙

沢彰謙

木曽の親方B

波島進

波島進

営林署員

日尾孝司

日尾孝司

早船の若者A

渡辺淳二

渡辺淳二

早船の若者B

露崎満長

露崎満長

早船の若者C

三重街竜

三重街竜

木曽の木樵A

久地明

久地明

木曽の木樵B

三沢徹夫

三沢徹夫

木曽の木樵C

打越正八

打越正八

木曽の筏師A

萩原満

萩原満

木曽の筏師B

矢野進一郎

矢野進一郎

木曽の筏師C

岩城力也

岩城力也

小頭

不忍郷子

不忍郷子

子供の母親

片山滉

片山滉

医師

桜井悦子

桜井悦子

留置場の女A

伊藤慶子

伊藤慶子

留置場の女B

山本桂子

山本桂子

芸者A

北原路子

北原路子

芸者B

上津原鮎子

上津原鮎子

伸子の女友達A

藤川薫子

藤川薫子

伸子の女友達B

仲塚光哉

仲塚光哉

但馬の子分A

桐原好光

桐原好光

但馬の子分B

武水昭義

武水昭義

但馬の子分C

柴田春雄

柴田春雄

但馬の子分D

轟謙二

轟謙二

岡木材の若者A

弘川恵造

弘川恵造

岡木材の若者B

賀川晴男

賀川晴男

岡木材の若者C

亀山達也

亀山達也

岡木材の若者D

木下通子

木下通子

木曽の飲み屋の女A

千葉醇子

千葉醇子

木曽の飲み屋の女B

広田早絵子

広田早絵子

木曽の飲み屋の女C

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
ニュー東映
初公開日
1961年10月22日
上映時間
86分
製作会社
ニュー東映東京


[c]キネマ旬報社