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1934年公開
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「ボレロ」「妾は天使じゃない」のウェズリー・ラッグルズが監督した映画で、ベン・ヘクトとジーン・ファウラーが共作した舞台劇を「勝利の朝」「仮面の米国」のハワード・J・グリーンが「女難アパート」「美人探し」のクロード・ビニヨンと共同脚色した。出演者は「絢爛たる殺人」「めりけん音頭」のジャック・オーキー、「波止場の天使」「可愛いマーカちゃん」の故ドロシー・デル、ラジオ界の人気者ベン・バーニー、「恋の凱歌」のアリソン・スキップワース、「ある日曜日の午後」のロスコー・カーンス、「空飛ぶ悪魔」のアーリーン・ジャッジ、「ボレロ」のウィリアム・フローリー、「暗夜行路」の故ルー・コディ等で、「絢爛たる殺人」「ボレロ」のレオ・トーヴァーが撮影に当った。

ストーリー

ニッキィ、「楽聖」ジョー、「水兵」バークの三人がジャッキイと言う娘と「公爵夫人」という綽名の婆さんと組んで、ニッキイ・ネルスン企業組合というものを作って飯を食っていた。最近の仕事は、「水兵」バークが木登り競技で世界記録を作り、五百弗を稼いだ事だった。その金で鯨を買込み、紐育の四十二丁目で見せ物興行を始めたが、連日不入りで、青息吐息の有様であった。その間にも、ヴォードヴィルに野心を持っているニッキイは、俳優周旋業のハンラティを訪れて、自作自演の脚本を売り込んだが、彼は鼻も引っかけて呉れなかった。唯一人丁度ハンラチィの事務所に来ていた失業女優のリリイが、ニッキイの天才を認めて呉れただけだった。これを機縁に二人は愛し合う仲となり、リリイは自分の指輪を金に換え、その金でニッキイと舞台に立とうとしたが、ニッキイはハンラティとの賭博で指輪を失って了った。ニッキイ・ネルスン企業組合も遂いに行詰り、「楽聖」ジョーは彼の宿望が叶ってオーケストラを組織し「黄竜」というレストランに雇われた。「水兵」バークもジョーの一座でクラリネットを吹く事となり、リリイもニッキイと舞台に立つ迄唄を唄って金を作る事になった。「楽聖」ジョー等の一行は素晴しいヒットを見せ、殊にリリイの評判が良く、ラジオ会社のリッチイに見出された。その時リリイはニッキイが彼女の指輪を賭博で取られた事や舞台に立つ決意のないことを知り、怒って彼と訣れ、リッチイの専属となって、「楽聖」ジョーと共にラジオ界の人気者となった。ニッキイは腐った。彼のみは「公爵夫人」と鯨の見世物を続けていたが、鯨の腐敗で当局から営業停止を食い、四十二丁目から姿を消して了った。或る日、リリイの許へ、ニッキイから彼女の指輪が届けられた。リリイはリッチイから求婚されていたがニッキイが忘れられず彼を訪れて昔の仲に帰るように迫った。がニッキイはリリイの幸福を思って情なく彼女を追返し、田舎廻りの芝居に加わって土地を放れようとした。その夜、お訣れに、ニッキイはジョー等を訪れ、その帰途悪口屋のラリイに捕った。ラリイはニッキイにリリイとの関係を白状させ、それを利用してジョー等を陥し入れようとしたが、ニッキイは昔の仲間を売る代りにラリイを殴り倒して土地を去った。ラリイの負傷のため「水兵」バークが捕まった。それを知ると、ニッキイは警察を訪れて、バークの身の潔白を証明してやった。斯うした事件の結果、ラリイも悪口屋を清算し、ラリイの計いで、ニッキイは自動車会社のラジオ・アナウンサーとなり、リリイと結婚すると共に、ジョー等昔仲間と働くことになったのである。(パラマウント支社輸入)

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作品データ

原題
Shoot the Works
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社