新吾番外勝負:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
新吾番外勝負
新吾番外勝負
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新吾番外勝負

1964年5月23日公開、87分
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川口松太郎の原作を「風の武士」の野上龍雄が脚色「人斬り笠」の松田定次が監督した新吾シリーズもの。撮影もコンビの川崎新太郎。

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ストーリー

新吾は剣を棄て、母お鯉の方、幼なじみお縫と共に、人里離れた山中に居をかまえ平和な生活を送っていた。しかし剣鬼彦十郎は、そんな新吾を追って山中に訪れ対決を迫った。剣に生きるものの宿命はさけがたく、育ての親庄三郎の墓前で対決した。しかし勝負はつかず、四日後叡山での再試合を約して別れた。新吾は叡山に向った。が途中孫娘お夏可愛さに、仲間の金を横取りし、二代目疾風を名乗る半蔵に追われる疾風の次兵衛に出会い、二人の命を助け、半蔵一味の怨みをかった。新吾は、試合後、次兵衛の自首した後のお夏を引きうけることを約して先を急いだ。真葛ケ原に出た新吾は三十三間堂矢通し日本一に挑む藤九郎、小貫姉弟に会い、試合に敗れはしたが、なお翌年を期して弓の修業に励むという、二人の一途な姿に心を奪われた。しかしそんな小貫の姿に後髪を引かれつつ、また比叡山に向った。しかし新吾の前に半蔵が立ちふさがり、騒ぎを聞いてかけつけた奉行所の捕方につかまった。翌朝、事情を知った奉行のはからいで、新吾は自由の身となったが、時すでにおそく彦十郎は“卑怯者”という置手紙を残して比叡山を去っていた。新吾はしかたなく、次兵衛との約束を果すために信州に向った、が街道の高札にはられた彦十郎の挑戦状に、意を決して江戸へ向った。そして途中、彦十郎のために弟藤九郎を失い、自らも操をうばわれた小貫に会った。怒りに燃える新吾は、今は半蔵と手を組んで新吾を待ちうける彦十郎の指定の場所に向った。新吾必殺の剣はうなり、彦十郎と半蔵は足下にくずれ落ちた。しかし新吾を想い、かけつけた小貫は斬られ、新吾の胸を紅に染めて息絶るのだった。

映画レビュー

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作品データ

製作年
1964年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1964年5月23日
上映時間
87分
製作会社
東映京都


[c]キネマ旬報社