天才詐欺師物語 狸の花道|MOVIE WALKER PRESS
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天才詐欺師物語 狸の花道

1964年8月1日公開,96分
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町田浩二の原作「詐欺の天才奮戦記」を平戸延介が脚色「銀座退屈娘」の山本嘉次郎が監督した喜劇。撮影は「蟻地獄作戦」の小泉福造。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

競輪狂のため三度も女に捨てられた仙田喜市は、恋女房テル子になんとか気に入られようと、金儲けを考えた。喜市は子供の頃から、舌先三寸で人を騙すことに長けていた。この特徴を生かすのだ。喜市は、ある時は本日開店のパチンコ屋店主に、また放送局員に化けタバコ専門の詐欺師となって、競輪に熱中した。喜市の口が機械のように回転し始めた頃、自から警察の庭へと駈け込んで、刑務所行きとなった。犯行七三件、総額二百三万四十円。だがここでも喜市は、素晴しい演技力を発揮して、取り調べの刑事小仏の同情をもひいて、懲役三年のところ、二年半で仮釈放になった。一目散にテル子のもとへ帰ったが、一人娘の玉枝を連れて、テル子は男をこしらえていた。ヤケになった喜市は、洋服屋の貝原産業に押し入って洋服を一式だましとった。だが丁度この区域の管轄になった小仏に知られ捕物合戦となった。またもや刑務所ゆきだ。一年半で仮釈放となった喜市は、貝原産業で使われるはめとなった。貝原がたまたま防犯協会や免囚保護事業をしていたために、親切げに彼を雇ったのだ。喜市は、真面目に働くと見せかけて、ゴッソリ戴くつもりだった。そんな喜市を貝原が信用しだした時、留置所を脱獄して来た友人、赤井紋太がやって来て、金庫泥棒をもちかけた。丁度テル子と男の手切れ金十万円が欲しかった喜市はのり気だったが、大泥棒のはずの紋太が腰を抜かして、喜市は一人で三百万の強盗犯となって、留置所入りとなった。喜市は、大親分風をふかす紋太のおかげで、無罪放免となったが喜市が刑務所を出ようとした時、すれ違った美人が万引き犯の須藤敏子だった。喜市は、彼女に一目ぼれをした。真当な人間になろうと、釈放された敏子の家を訪ねると、残っていたのは、敏子が残した喜市への旅費・部屋代などの借用書だった。驚愕する喜市だが、彼の狸の花道は、これで更に華やかになったようだ。

作品データ

製作年
1964年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
96分

[c]キネマ旬報社

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