星と俺とできめたんだ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
星と俺とできめたんだ
星と俺とできめたんだ
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星と俺とできめたんだ

1965年公開、80分、アクション
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「拳銃無頼帖 流れ者の群れ」でコンビの松浦健郎と佐藤道雄それに朝島靖之助が共同でシナリオを執筆、「処女喪失」の井田探が監督したアクションもの。撮影もコンビの萩原泉。

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ストーリー

星川健次は剣道の全日本選手権試合を前に、ナイトクラブ“地中海”でアルバイトに歌っていた。マダムの菊子は、健次の試合の相手強豪大日向三郎の姉であった。客席で健次の舞台姿を瞶めるアメリカ帰りの歌手マリは、健次の兄で事故死をした明のフィアンセであった。同じ飛行機で帰国した三郎は、マリの美しい姿にすっかりほれこんで結婚を申しこんでいた。健次は叔父稲垣秀樹のところに寄宿していたが、稲垣は菊子のパトロンの東和精密工業の社長雨宮とは親争相手である朝倉技研の技師長で、停年も近い老人であったが、なぜかマリとの交際や地中海で歌うことをやめさせようとしていた。翌日マリに呼び出された健次は、マリに求められるまま兄明の事故死の模様を語った。高速度のモーター・ボートのエンジンを発明した明は、試作艇を運転中原因不明の爆発で事故死したのだ。一方地中海で歌ううちに、明は雨宮と中村常務、それに稲垣が密談を交わしているのを知った。雨宮は明の新発明を盗もうと稲垣を重役にすると抱きこんで試作艇が爆発するよう仕組んだのだった。愕然として叔父をなじる健次に、稲垣は男の花道を飾らせてほしいと頼んだ。その時、健次は山嵐組に襲われて肩口に傷を負い病院に入った。見舞にかけつけたマリは、健次に思いを寄せる稲垣の娘静子のけなげな姿を見て、健次から離れる決意をした。一方残された設計図と稲垣の指導のもとに朝倉技研では試作第二号艇が出来あがっていた。ちょうどその頃健次は全日本剣道選手権大会をむかえていた。一方稲垣はその頃、試作艇に乗って海に出ていた。一策を案じた稲垣は入江に出ると、ボートを沈めて海へ飛びこみ、電話で朝倉に自分の過失を詫び辞職を申し出た。だがその懐には設計図をコピーしたフィルムがかくされていた。体育館では、健次と三郎が相対していた。だが水平にのびる三郎の太刀の一瞬のスキをくぐって、健次捨身の逆胴が三郎のそれをとらえ、健次の逆転勝に終った。同じ頃、稲垣は例のフィルムを雨宮に渡した。だが最初から利用するつもりの雨宮は、稲垣を重役にはしないと言い放った。だまされたと知った稲垣が怒った時、健次がかけつけフィルムを奪い返した。雨宮はすぐ山嵐組の応援を求めた。海岸で健次はフィルムを灰にした。応援にかけつけた三郎も交え、山嵐組の若造を払いのけた。雨宮の陰謀は暴露され、雨宮は逮捕された。マリは三郎と結婚を決意し、健次も静子の愛を思いつつ星空に歌った。

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作品データ

原題
The Stars and I Decided...
製作年
1965年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1965年
上映時間
80分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社