おんな番外地 鎖の牝犬:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
おんな番外地 鎖の牝犬
おんな番外地 鎖の牝犬
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おんな番外地 鎖の牝犬

1965年10月15日公開、86分
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「続・兵隊やくざ」の舟橋和郎がオリジナル・シナリオを執筆、「いろ」の村山新治が監督した“おんな番外地”シリーズ第一作。撮影は「おゝい、雲!」の林七郎。

ストーリー

私は平山妙子といいます。妻のいる葉山雄策を愛するようになり、妻を離別するという葉山の言葉を信じたのですが、葉山は私を親友滝村弘二に犯させ、あげくの果てに、私を捨てました。私が今、この雑居房に入っているのも葉山を刺し、滝村を刺した罪によってです。七年の刑を言い渡され九人の仲間と同房にいる私は、オールドミスの久保看守を手古摺らせ、皆の注目の的となりました。特に小児麻痺でチンバの無期懲役囚藤崎悦子は、夜毎同性愛を迫って来ました。何の希望もない悦子に同情した私は、言われるままになりましたが、密告され、悦子は久保看守に厳しく折檻されました。密告者をさがそうと騒いだ悦子はとうとう独居房に移されました。不当に悦子を殴ったり叩いた久保看守を、私は岸本管理部長に訴えました。しかし、久保を恐れた皆は、応援をしてくれることもなく私は、以後久保看守にさんざんいじめられるはめになりました。その私を励ましてくれたのは岸本さんです。独房の淋しさに耐られず悦子は自殺し、私は久保看守へ復讐を誓いました。ベテランのスリ小野照代が入所して来た時、私は脱走を計画しました。照代となれあいの喧嘩をし、とめに入った久保看守から鍵を奪ったのです。しかしこれは完全に失敗でした。だが、久保看守と所員に対して憤懣をぶちまけた私の言葉で、久保看守は辞表を提出しました。彼女が結婚に破れて人柄が変わったとは後で聞いた話です。独居房に移された私は、妊娠五カ月の身重に無理がたたり、流産し危篤状態でしたが、岸本部長、有馬医師の看護で回復し、私は人情の暖かみに初めて触れたのです。今、私は美容師の免状をとるため、毎日いそしんでおります。

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作品データ

製作年
1965年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1965年10月15日
上映時間
86分
製作会社
東映東京


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