虚栄に勝てり:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
虚栄に勝てり
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虚栄に勝てり

1925年公開
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レオナード・メリック氏作の「リンチ家」に基づき新進監督ヴィクター・ユーゴー・ホルペリン氏が脚色監督した家庭劇で、主役には「妻還る」「野の百合」等出演のコンウェイ・タール氏が扮し相手役は「涙の街」「有閑階級」等出演のシグリッド・ホルムキスト嬢で、アーサー・ドナルドソン氏、ペギー・ケリー嬢、ドロシー・アレン嬢等が助演している。

ストーリー

ニューヨークの億万長者リンチ家のベティーとホワードは安易と贅沢とが人生であると教えられて成長した。ベティーの友人ダーディーが英国の美術家リチャード・キースを連れて帰国しベティーの肖像を描かせる。両人は恋に陥たがキースは貧しきが故に結婚の申し込みはしなかったのみかベティーが結婚しようと言った時にも断ったので彼女は腹を立てた。しかしキースが帰国の船中でベティーも乗り合わせていて人々の計らいで仲直りし、彼女は財産を棄てて愛を取り遂にロンドンで結婚生活を始めた。二人の間にできた息子が病気にかかった時5千ドルの金がどうしても必要だったのでニューヨークのリンチに助力を乞うた。それを楯にリンチは娘を離婚させた。その後キースは画家としてかなり成功した。父が死んで莫大な財産を相続すべきベティーは凡てを慈善事業に寄付し英国の田園に新生活を始めた。新聞を読んでそれと知ったキースは彼女を訪れ、和解が成りロンドンで再び結婚した。

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作品データ

原題
School For Wives
製作年
1925年
製作国
アメリカ
配給
東都映画社
初公開日
1925年
製作会社
ヴァイタグラフ映画


[c]キネマ旬報社