曲馬団の名花:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
曲馬団の名花
曲馬団の名花
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曲馬団の名花

1918年公開
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「家庭の罪」「女性の力」等以来のエニッド・ベネット嬢主演劇で、前の数作品と同じくジェローム・ストーム氏の監督である。対手は今クリスチー喜劇の花形となっているアール・ロドネー氏で、その他喜劇女優のエセル・リン嬢や、性格俳優メルボーン・マクドウェル氏なども出演する。人情劇としてインス映画独特の味のある作品である。

ストーリー

世界一興行と名打って廻わるケー・ティー曲馬団の団長ナット・ケムプは娘ロキシーを一生獅子使いとして暮らさせるのに忍びず、彼女を女学校へ入れる。野の花のように成長したロキシーにとっては女学校生活は窮屈でもあり、また生徒等に爪弾きされ、なおさら昔の自由な生活が恋しくなった。しかしある日のことマージョリーという資産家の娘が狂犬に襲われたのを助けたのが縁となって、やがて上流社会に入る身となり、その上マージョリーの兄オーエンに恋さるるにいたったが、今まで秘め隠していた我身の素性を、恋人一家の前に曝さねばならぬ時が来た。しかし恋人の父は実は我が父と共に曲馬団の主の1人であることが判明し、茲に幸福なる結末を結ぶに至った。

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作品データ

原題
The Biggest Show on Earth
製作年
1918年
製作国
アメリカ
配給
日活
初公開日
1918年
製作会社
パ社インス映画


[c]キネマ旬報社