殺られてたまるか(1960):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
殺られてたまるか(1960)
殺られてたまるか(1960)
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殺られてたまるか(1960)

1960年5月10日公開、72分、アクション
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「ずべ公天使」の松浦健郎のオリジナル・シナリオを「特ダネ三十時間 拾った牝豹 午前零時の顔」の若林栄二郎が監督したアクション・ドラマ。「白い崖」の中尾駿一郎が撮影した。

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ストーリー

健次はオートバイのテスト・ドライーバーだ。彼に面会人があった。十八年前、父を殺した男白戸だった。間宮組の親分だった父は下手人の名をいおうとせず死んだが、白戸はそれに感激し、今刑を終えて、健次に会いにきたのだ。健次はやくざは父一代で終りにし、学生時代KOキングとうたわれたボクシングもやめ、母のいうままに地道な暮しをしていた。事務員のエミが彼を恋していた。彼の同僚吉良の好意を感じないわけではなかったが。慰安旅行でエミにいい寄った部長を殴り、健次は会社をやめた。職探しを、キャバレーの社長の兄良多に頼んだが、なぜか冷く断られた。ヤケ酒に倒れた健次は裏口から叩き出された。通りがかりのキャバレーの株主と称する男仙波に拾われた。良多は愕然とした。実は仙波は密輸、麻薬専門のボスなのだ。良多はやくざになった自分の道を弟に歩ませたくなかったのだ。彼はやっと仙波から弟をもらい下げた。エミは会社をやめ、貯めていた株をもとでに健次と喫茶店を開こうとした。良多は秘書のスミ子を愛し始めていた。彼女は仙波のスパイだったが、すべてを良多に話し、警察への密告を誘った。地道な生活をつかみたかったのだ。仙波は手下に彼女を殺させてしまう。良多はせめてスミ子の父八作のためにと金を会社名儀の当座からおろし、東京を発った。すでに警察へ出頭するつもりだった。仙波は健次に兄を連れ戻せと命じた。ひょっこり現われた昔の仲間白戸を彼の目附役にした。囲まれたスミ子の実家から良多が出てきた。兄から健次は麻薬のことを知らされた。殺し屋に狙われた彼らを、白戸が救った。銃撃戦が始る。仙波一味は逃げ散った。が、良多は健次の腕の中で死んだ。白戸も波打ち際で死んでいた。健次も左手をやられていた。が、立ち上り、エミとの新しい生活へ向って歩き出した。

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作品データ

原題
The Reformer
製作年
1960年
製作国
日本
配給
第二東映
初公開日
1960年5月10日
上映時間
72分
製作会社
第二東映東京
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社