ボート8人娘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ボート8人娘
ボート8人娘
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ボート8人娘

1952年7月23日公開、86分
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「水色のワルツ」に次いで企画された東映の思春期もので、小川正、岡田豊の共同脚本を「私はシベリヤの捕虜だった」の阿部豊が監督し、安本淳が撮影を担当している。出演者にはボート8人娘として「旗本退屈男 江戸城罷り通る」の西條鮎子、「水色のワルツ」の長谷川菊子、浪路はるか、泉鏡子等の新進若手女優陣を中心に、千明みゆき、「貞操の街」の龍崎一郎などが主演する。

ストーリー

波静かな琵琶湖畔、ある女子大学ボート部の合宿練習が行われている。若さを謳歌するこの一群の乙女たちの指導者坂本先生は彼女たちを愛しているが、時として思春期の娘たちの不安定な気持ちに危惧を感じることもある。ある日時江たち三人は大切な部の金をすられてしまい、時江の従兄でショーボートの船長をしている山上に立て替えてもらって、交換条件としてショーボートの楽団演奏を引き受ける。彼女たちがそこで見たものは、予想もしなかった歓楽の園だった。しかしまもなく坂本先生に見つけられ、山上は詫び状を書かされ、乙女たちは再び元の生活に戻る。だがこの頃から急に時江は元気を失い、練習の間につく息も苦しげだった。時江の身を案じる坂本先生はいつになく優しく、娘たち一同も乙女の敏感な感覚で時江の身体に起こりつつある変化に気付いていた。そのことで悩んだ時江は遂に死の誘惑に負け、星もない暗い夜に一人ボートをこぎ出すのだった。危ういところを山上に救われた時江の目の前には、山上先生と乙女たちの優しい顔が微笑んでいた。やがて結婚のため新生の喜びを胸に時江が合宿を去っていく日、乙女たちは最愛の友の幸福を祈りながら猛練習に励むのだった。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1952年7月23日
上映時間
86分
製作会社
東映東京


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