花吹雪男祭り:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花吹雪男祭り
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花吹雪男祭り

1952年12月29日公開、87分、時代劇
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「決戦高田の馬場」の渡辺邦男、「最後の顔役(1952)」の若尾徳平と「社長秘書」の八尋不二が脚本を共同執筆し、「芸者ワルツ」の渡辺邦男が監督した。撮影は「芸者ワルツ」の渡辺孝である。出演者は「流賊黒馬隊 暁の急襲」の市川右太衛門、「銭なし平太捕物帳」の笠置シヅ子、「修羅八荒(1952)」の花柳小菊に「銭なし平太捕物帳」の横山エンタツ、「流賊黒馬隊 月下の対決」の長谷川裕見子、「社長秘書」の進藤英太郎、伴淳三郎など。

ストーリー

浅草蔵前の札差し大口屋と境屋との婚儀で、境屋の娘お雪の輿入れの行列が近づいてきたとき、乱暴旗本鶺鴒組が暴れ込み、花婿姿の治兵衛はこれに抵抗していたが、花嫁が気づいた時には姿を消して、一家は周章混乱に陥入った。家を出た治兵衛は、そば屋辰五郎に案内されて花川戸に落着いた。この長屋に住むお静は治兵衛を憎からず思っていたが、お静が鶺鴒組に難癖をつけられた時現れたのは治兵衛改め今売出しの男伊達花川戸助六であった。鶺鴒組頭鳥井新左衛門から執拗に迫られた揚巻花魁は咄嗟に助六といい交わしたと嘘をつき、これが本当になってしまった。そこへ身投げをし損ねたお雪が転り込み、花魁と助六との仲に絶望して家元にかえる途中悪人意休に連れさられようとし、大口屋主人治右衛門も人質にされた。ここに至って憤激した助六は、妓楼三浦屋に布陣して待つ意休と鳥井以下の鶺鴒組の許に単身乗りこんだ。助六の必死の掛合いも拒絶され、怒りの爆発した助六はついに血闘を開始した。--天誅によって悪人は敗北したが、血にまみれた助六も思わずかけ寄るお雪と揚巻に一瞥を与えたのみで、静かに裁きをうけるため去って行った。感謝の涙で見送る人々に散る花はひとしお淋し気であった。

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作品データ

製作年
1952年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1952年12月29日
上映時間
87分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社