めぐり逢い(1953):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
めぐり逢い(1953)
めぐり逢い(1953)
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めぐり逢い(1953)

1953年6月3日公開、42分
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「その夜の妻」でデビューした池田浩郎の第二回作品。原作は須藤雅子(松竹製作本部勤務)の『明星』掲載「パン・アメリカン機十三時三十分発」。「初恋おぼこ娘」の光畑碩郎が脚色し、「東京やんちゃ娘」の坂本松雄が撮影した。音楽は「落葉日記」の奥村一。出演は「女だけの心」の草間百合子、「乙女の診察室」の井川邦子、「新東京行進曲」の須賀不二男、「落葉日記」の高友子など。

ストーリー

前川頼子、菊島道子はアパートに共同生活しながら同じ会社にかよう親友である。ふとしたことから二人は藤本宙五という青年をしり、戦死した恋人に生写しのかれに道子は胸をときめかすが、むしろ相手は趣味や性格のあう頼子に心をひかれる。彼女らの友情は互いに恋を譲りあい、とどのつまり二人が二人ながら姿を消す。--五年を経て、宙五は社用で渡米することになり、固疾を治そうと耳鼻科医戸倉修吉の診察をうける。戸倉の妻が意外にも道子であった。五年頼子を想いつづけた彼は早速その消息をただすが、道子にも要領をえなかった。渡米当日、パン・アメリカン機の出発まであと三十分というまぎわ、突然かけつけた戸倉は頼子の居所がわかったことをつげる。結婚生活に破れた彼女は、いま偶然にも戸倉の勤める病院に病む躯を托していたのだ。肺の重患である。急遽かけつけた宙五は刻一刻出発時間に追われつつ頼子に心をうちあけ、彼女のかわらぬ愛をもたしかめた。やがて時間。一旦は空港にむかった彼も、思いなおし、彼女の枕頭にとってかえす。一切の将来をなげうち、頼子ともども生きるつもりであった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1953年6月3日
上映時間
42分
製作会社
松竹大船(中篇)


[c]キネマ旬報社