悲恋まむろ川:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
悲恋まむろ川
悲恋まむろ川
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悲恋まむろ川

1954年10月5日公開、87分、時代劇
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「此村大吉」の村山俊郎の脚本を「青空浪人」の萩原章が監督し、「剣侠江戸紫」の河崎喜久三が撮影する。主なる出演者は「大岡政談・妖棋伝 (前篇) 白蝋の仮面」の大谷友右衛門、「鶴亀先生」の花井蘭子、「芸者秀駒」の美雪節子、「恐怖のカービン銃」の天知茂、「慟哭」でデビューした阿部寿美子が新東宝入社第一回として登場するほか、「石中先生行状記 青春無銭旅行」の相馬千恵子、「次郎長三国志 完結 荒神山」の阿部九洲男などである。

ストーリー

羽前金山奉行大星軍太夫は、洞窟内で秘密に製作した金の仏像を横領しようと企んでいた。その片捧をかつぐのは人夫頭の甚五郎である。作業員たちは危険な坑内でこき使われていた。出稼ぎの女等がお六に連れられて山へ来たが、その中のお咲に軍太夫は目をつけた。彼女が甚五郎の乾分に襲われた時、それを助けたのは飯場で働くやくざ上りの新三郎であった。それが縁で二人は愛しあう仲となったが、お咲の父善吉は新三郎がやくざと知って二人の仲を許さない。女たちが泊る万年屋には小間物行商人の清吉が時おりやって来た。女だてらにサイをふるお京は彼にぞっこん惚れこんでいた。そこへ新しい奉行が赴任すると聞いて、軍太夫は甚五郎に新奉行を山道で襲撃するよう命じた。この企みを新三郎から聞いたお京は、何かを決意して駕篭を走らせた。崖の上から銃口が火をふき、お京は新奉行の身代りとなって転げ出た。失敗した軍太夫のもとへ一人の武士がかけより、上意によって彼を捕えた。意外やその武士こそ小間物屋清吉こと新奉行福島右近であった。お京は右近に抱かれて死に、新三郎とお咲の仲も結ばれた。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
初公開日
1954年10月5日
上映時間
87分
製作会社
新東宝
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社