銀座の女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
銀座の女
銀座の女
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銀座の女

1955年4月1日公開、109分
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山田典吾の製作によるもので、脚本を「愛すればこそ」の新藤兼人と「泣き笑い地獄極楽」の高橋二三が共同で執筆し、「愛すればこそ」(第一話)の吉村公三郎が監督に当る。撮影は「愛すればこそ」の宮島義勇。出演者は「愛のお荷物」の轟夕起子、北原三枝、「愛すればこそ」の乙羽信子、「川のある下町の話」の長谷部健、「おふくろ(1955)」の宍戸錠、「お笑い捕物帖 八ッあん初手柄」の藤間紫のほか南寿美子、日高澄子、清水将夫、金子信雄、島田文子、殿山泰司など。

ストーリー

銀座にほど近い芸者屋しづもと、女将いくよは将来面倒を見てもらう約束で矢ノ口英作に学資と生活費を与えている。琴枝は兄が税務署に勤めているので人気がある。照葉は子供と一緒の生活を夢みて宝くじを買い続け、ミサ子は初めの旦那、年寄の浪曲師に反撥してかジャズファンである。さと子はまだ芸者の臭のしない薄幸の少女である。いくよの養子格の英作は、工科大学を卒業して技師にといういくよの望みに反し、最近は学校へも行かず、好きな小説を書いていた。銀座の裏通りのバーのマダムで以前しづもとにいた操と、自称文学少女の女給ブンちゃんは英作の小説を励ましていた。いくよはパトロンの代議士高梨がアメリカから帰国して喜んだが、家で気付かれたという理由で別れねばならず、その上英作からも別れ話を持出されて了った。英作は学校をやめ、小説で生きる為にと土方をしたが、病に倒れた。操は英作を看病し金を貸した。いくよは二人の仲を知り激しく非難したが、英作の卑劣な言動に操と共に驚いて了った。琴枝は兄が転勤して以来、お見限りを受け嫌気がさし始め、さと子も母恋しさに絶望的になっていた。英作が昭和文学賞を受けいくよと操を訪れることになった。二人は昔の事は忘れて喜んだが英作は全てを金に換算して借金を返し、完全な絶縁を望んだ。ある日しづもとの二階から出火し、いくよ、琴枝、さと子の三人が放火犯として自首したが、さと子の母を慕うあまりの仕業だった。

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作品データ

製作年
1955年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1955年4月1日
上映時間
109分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社