快傑黒頭巾 マグナの瞳:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
快傑黒頭巾 マグナの瞳
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快傑黒頭巾 マグナの瞳

1955年4月5日公開、84分、時代劇
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原作は連続ラジオドラマ、「快傑黒頭巾」シリーズ第三作。「彦左と太助 俺は天下の御意見番」の西条照太郎が脚色し、「勢ぞろい 喧嘩若衆」の佐伯清が監督、「血槍富士」の吉田貞次が撮影を担当。主なる出演者は「春秋あばれ獅子」の大友柳太朗、「侍ニッポン 新納鶴千代」の加賀邦男、「春秋あばれ獅子」の喜多川千鶴など。

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ストーリー

慶応三年、幕府は突如として長崎奉行を交代し、外国の新式武器の購入に躍気となり、一方益満等倒幕派の志士達もオランダ人バーレから武器を求めようとする。バーレは武器を売る条件にマグナの瞳と呼ばれる世界一の青色ダイヤが長崎のどこかにあり、これと引きかえに、武器を売るというのである。これを聞いて前奉行松川河内守は私腹を肥やすため、その在所を知る唯二人の人物、有馬屋夫婦を密かに捕えて拷問する。密航の疑いで入牢の弟を救うため松川と協力を誓ったおらんだお蝶は、相捧の牛久田の三公と組み、有馬屋の子、百合絵と類吉姉弟をおびき出す。父はすでに責め殺され、母の折江は我が子が責められる様にたまりかね、思わず白状しようとした時、新任奉行松平主水正の輩下が現われ乱斗となるが、そこへ黒頭巾が姿を見せ、類吉と百合絵を救って去る。松川が死ぬとお蝶は折江をさらって新奉行に近づく。艶歌師に扮した黒頭巾は牢に忍びこんで折江に眠り薬を渡す。百合絵と類吉は、いつも二人をかばってくれる易者天命堂が黒頭巾と同一人物である事に気がつかなかった。黒頭巾は仮死状態で死人として埋められた折江を救い出し、親しい小唄師匠豊春の家にかくまう。この間に百合絵はお蝶に発見されて、奉行所に捕えられた。薬からさめた折江は、マグナの瞳は奉行所に没収された観音像にかくしてあると告げる。だが観音像はすでにバーレに渡され、黒頭巾は松平のため陥穴に落とされる。お蝶と三公はバーレの邸から観音像を盗んで中国人の家にかくす。中国人に変装した黒頭巾はお蝶に事の理否を説いた。松平は心の変ったお蝶を斬ろうとするが黒頭巾に妨げられる。松平は観音像を奪ってバーレの家にのりこみ、それを彼に手渡した。すると意外にもバーレに扮していたのは黒頭巾その人だった。松平一味は駈けつけた益満達に斬られ、ダイヤは黒頭巾からバーレに渡された。次の年、江戸へ向う討幕軍の中に、黒頭巾こと山鹿絃二郎の馬上豊かな姿が見られた。

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作品データ

製作年
1955年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1955年4月5日
上映時間
84分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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