娘の縁談:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
娘の縁談
娘の縁談
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娘の縁談

1955年6月1日公開、84分
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朝日新聞に連載中の林房雄の小説から「幸福を配達する娘」の木村恵吾と助監督の斎村和彦が共同で脚本を執筆、木村恵吾が監督する。撮影は「暁の合唱(1955)」の秋野友宏、音楽は「伝七捕物帖 女郎蜘蛛」の万城目正。主なる出演者は「薔薇いくたびか」の南田洋子、若尾文子、根上淳、村田知英子、「東京暴力団」の菅原謙二、川崎敬三、「青春怪談(1955 市川崑)」の北林谷栄、「制服の乙女たち」の江原達怡など。

ストーリー

泉千栄子は雑誌週刊日本の女速記者である。九州の郷里で頑固者のお婆ちゃんに、がき大将の小森君と結婚させられそうになったので上京し、叔母の三楠夫人の家にいた。これが又今まで四十九組も仲人をしたという大変な叔母さんで、毎日の様に結婚をすすめられてうんざりした千栄子はそこも飛び出し、同郷で週刊日本の編集長である杉山の家に下宿した。同じ様にそこに下宿していた友子は、大変なさびしがり屋で、幼馴染の島本を好きなくせに、彼が顔を見せないとすぐに他の人を好きになってしまうのだった。或る日郷里から、大学を卒業して農林技師になった小森が上京し杉山の家へ下宿することになった。一方友子は三楠病院の外科部長で色事師の原口にぞっこん参ってしまったが、千栄子の努力でやっとあきらめさせた。それでも島本は相変らず冷いので、友子は或る日下宿の茶の間で小森に抱きついて泣きくずれた。翌日彼のワイシャツに口紅がついているのを見つけた千栄子は大憤慨で、遂に喧嘩をしてしまい、アパートへ引越した。そこへ郷里から八十になる千栄子のおばあちゃんが上京した。負けん気の千栄子もおばあちゃんには頭が上らず、小森か島本のどちらかと結婚しろと命令されて、この頃馬鹿に優しい島本君を選ぶことにした。やがて結婚式。千栄子、友子、小森の三人は渋い顔をしている。三楠夫人は大満悦で、おばあちゃんと島本は何やらにやにやしていたが、突然千栄子は式場から小森のもとに逃げ出し、小森と千栄子、友子と島本が晴れの結婚式をあげた。

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作品データ

原題
Inhibited Love
製作年
1955年
製作国
日本
初公開日
1955年6月1日
上映時間
84分
製作会社
大映東京


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