警視庁物語 追跡七十三時間:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
警視庁物語 追跡七十三時間
警視庁物語 追跡七十三時間
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警視庁物語 追跡七十三時間

1956年12月11日公開、54分、サスペンス・ミステリー
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「第三非常線」の長谷川公之が脚本を執筆した警視庁物語第三話。監督は「青春の音」の関川秀雄、撮影は「浅草三四郎」の福島宏。主な出演者は「浅草三四郎」の堀雄二、星美智子、「少年探偵団 妖怪博士 二十面相の悪魔 二部作」の南原伸二、「母孔雀」の藤里まゆみ、他に加藤嘉、花澤徳衛、永田靖、今井俊二など。

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ストーリー

午前一時、国道に面したガソリン・スタンドで強盗殺人事件が発生した。捜査一課の長田部長刑事始め宮川、林、金子の各刑事は活動を開始。スタンドの当直勤務員の死体からは銃弾が二発摘出され、ガソリンを補給した最後の車、桜タクシーの5--え1044番が捜査線上に浮ぶ。同じ夜、スタンドで用いられたと同じ米軍用筆銃による強盗殺人事件が発見される。被害者は桜タクシーの安部運転手。客に化けて安部を殺した上、そのタクシーでスタンドを襲ったものと推定され、問題の車も棄てられてあるのを見出す。現場にあった運転手用制帽の指紋から犯人は左利きと判明。凶器の出所と前科者の捜査、二手に分れた緊急手配で、拳銃は米軍将校宅から他の金品と共に盗まれたことが判る。程なく上野公園で盗難品リスト中の時計を売ろうとしていた窃盗犯人が逮捕されたが、拳銃は通称“源さん”という与太者に売ったと自供。変装して彼にサグリを入れてみた宮川刑事は見事失敗したが、居合わせた無精髭の男から拳銃を売ろうと持ちかけられ、彼を捕えようとする。逃げようとした男は車にはねられ瀕死の重傷を負う。男は死亡したが、情婦アヤ子は、さる左利きの男に春を売った際、枕探しで拳銃を盗んだと告白。“源さん”も皆の追求で、窃盗犯から買った拳銃を行きずりのチンピラに売ったと白状。ここで事件の前日、倉庫破りを働いた上、警官の射撃で負傷し、逃走した者が浮び上る。新宿のドヤ街を洗う宮川らは、チンピラが一人、負傷して寝込んでいると知る。モグリ医者の自白で事件の全貌が判明--“源さん”から拳銃を買ったチンピラが倉庫破りで負傷、治療費稼ぎに兄貴分坂田が同じ拳銃で運転手とスタンドを襲い、アヤ子は坂田から拳銃を盗んだのである。ドヤに張り込んだ宮川達は、見舞いに来た坂田と大格闘の末、弟分共々逮捕した。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1956年12月11日
上映時間
54分
製作会社
東映東京
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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