金語楼純情日記 珍遊侠伝:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
金語楼純情日記 珍遊侠伝
金語楼純情日記 珍遊侠伝
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金語楼純情日記 珍遊侠伝

1957年2月12日公開、49分、コメディ/時代劇
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淀橋太郎と中田竜雄の原作を館直志が劇化し、松竹新喜劇で公演した「お礼参り奇談」の映画化。脚色民門敏雄、監督田尻繁、撮影岡崎宏三と「金語楼純情日記 初恋社長」と同様。出演者も柳家金語楼、清川虹子、扇千景、小原新二、中田ダイマル、中田ラケット、万代峰子、環三千世と「金語楼純情日記 初恋社長」と同様である。

ストーリー

大前田親分の妹婿山上三吉は吉良留、大海、忠太郎、繁田四人の罪を被た三年八カ月の刑務所生活も晴れて釈放。だが出迎えたのは子分の浅一人。親分の死後四人が金に眼がくらみ大前田の縄張りを人に売ったと聞いた三吉は女房おせきの待つ家へ戻っても裏切者にアイサツをといきり立つ。大前田の妹としてやくざ世界に愛想をつかし、且つ皆を業に就けろと遺言した親分の言葉もどこ吹く風。日曜日、可愛い一人娘恵子と中之島公園へ赴いた三吉は、恵子と将来を誓う小川青年らと楽しい一時を過した後、匕首懐にお礼参りを始める。まず新世界裏で小料理屋をやる忠太郎の家。処が女房お雪から、忠太郎は先年熊野へ鮎釣りの際事故死したと聞き、さらにお雪の父良作からやくざは屑とこきおろされて散々の態。パチンコ屋をしている大海兵六は全くの腰抜け、加えて女房お勝は片輪にして浮気封じをしてくれれば有難いと言う始末。どうもいかんと家へ戻ると小川の会社の専務夫人来訪で、堅気になれば恵子を是非という話だが、意地になった三吉は考えを変えず今度は吉良留の長屋へと出向く。子沢山の上、女房お辰が急に産気づき、三吉はその世話から三つ子お祝いの金まで包みゲッソリして帰宅。腹立ちまぎれに恵子をヒッパタき、親子夫婦の緑を切って繁田の許へ。だが繁田は中風で半身不随、いつ殺されても文句はいわんとノレンに腕押し。かくて三吉はキッパリ復讐を諦め、三吉が堅気にならぬ以上死ぬと家出した恵子も、警察の保護で我家に戻り目出たし。かくてこの珍遊侠談も一段落の次第。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
配給
東宝
初公開日
1957年2月12日
上映時間
49分
製作会社
宝塚映画
ジャンル
コメディ時代劇


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