ギャングの娘:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ギャングの娘
ギャングの娘
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ギャングの娘

1931年公開
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「フランケンシュタイン(1931)」「ウォタルウ橋」主演のメイ・クラークが主演する映画で、ウィニフレッド・ヴァン、デューザーが書卸した物語を「奇跡の処女(1931)」「大飛行船」のジョー・スワーリングが脚色して台詞を附し、「海底二千尺」のロイ・ウィリアム・ニールが監督し、「ラスト・パレイド」「アリゾナ(1931)」のテッド・テズラフが撮影した。助演者は「地獄の天使(1930)」「女傑」のジェームズ・ホール「希望の星」のマリー・プレヴォー、「ラスト・パレイド」のロバート・エリスその他である。

ストーリー

ギャングの親分ダン・タイラーの情婦マーシアは根が善良な女だったのでダンを嫌って別れていた。彼女は銀行家ヘンダーソンの息子ポップと恋仲だった。ある晩タイラーは貸金の請求のことからギャングの一人を射殺してフィラデルフィアへ高飛びする際、彼はマーシアに電話をかけて後から来いといったが彼女は拒絶した。彼女は遂にポップと結婚したが、新聞でタイラーが殺人罪でお尋ね者になっていることを知り、驚いて仲良しのトリクシーの評へ行きポップと結婚したことやポップの子を宿していることを打ち明けた。そこへ刑事がマーシアの跡をつけて来た。トリクシーはマーシアを隠して、タイラーの居所を刑事に知らせたので、タイラーは直ちに逮捕され殺人罪に問われた。そこで彼女は再びトリクシーに善後策を相談に言ったが、その帰途タイラーの子分のために刑務所に伴われてタイラーに面会させられた。タイラーは彼女が自分のために証人に立たなければ、彼女の夫ポップを仲間の手で殺させると脅した。新聞でマーシアの素性を知ったポップの両親は彼女の離婚をポップに迫った。ポップは大反対だったが、彼女は潔く運命に服従した。公判の結果タイラーは終身懲役となった。丁度その頃マーシアはポップの子を生んだ。トリクシーは彼女に同情して彼女を助けてくれとポップの母に頼んだので、ヘンダーソン夫人も折れて赤ん坊だけは引き取って育てると言ったが、それはマーシアが拒絶した。タイラーはある晩投獄してマーシアが住んでいるナイトクラブに現れて彼女を殺そうとしたが、却って刑事たちに射ち朴された。死際にも彼はマーシア母子は子分の手で殺すと言って死んだ。これを聞いたマーシアは赤ん坊をヘンダーソン家に預けて逃げる途中、あわやタイラー一味に捕らえられんとしたが、危ない所をポップに救われた。

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作品データ

原題
The Good Bad Girl
製作年
1931年
製作国
アメリカ
初公開日
1931年
製作会社
コロンビア


[c]キネマ旬報社