緋ざくら大名:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
緋ざくら大名
緋ざくら大名
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緋ざくら大名

1958年1月29日公開、58分、時代劇
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家の光に連載された山手樹一郎の原作を斎木祝が脚色し、「黄金の伏魔殿」の脚色者加藤泰が監督、「竜虎捕物陣二番手柄 疾風白狐党」の松井鴻が撮影した時代もの。主演は「任侠東海道」の大川橋蔵、尾上鯉之助、「忍術水滸伝 稲妻小天狗」の満里はるみ、「神変麝香猫」の大川恵子。助演は大河内傳次郎、故里やよい、波島進など。

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ストーリー

桑名十一万石松平家の次男坊千代三郎は、押しつけられた縁談を嫌って家を飛びだし、浅草の掛小屋で太鼓叩きを手伝って暮していた。鶴姫という北条五万石の姫君が悪侍に追われて掛小屋に逃げこんできたのを救い、千代三郎は彼女を自分の住い“いただき長屋”へ連れて行った。鶴姫は家老北崎が亡君の遺言によって、松平家の次男坊を婿と定めたのを嫌い逃げだしたのだ。彼女の親せき筋の紀五郎が姫を自分のものにし、北条家の当主になろうと画策していた。長屋に姫を寝させ、千代三郎が相棒とお松を連れて外へ出た時、再び例の悪侍たちに襲われたが、簡単に打ちのめしてしまう。紀五郎一味によって北条家当主信濃守は毒殺され、北崎外記らは刀を奪われて監禁された。紀五郎一味は鶴姫を探し求めた。鶴姫は長屋から姿を消し、千代三郎も彼女の姿を求めて町中駈け廻った。一味に捕われかけた姫を救い、長屋にとって返すと、再び紀五郎一味が待ち伏せていた。立ち廻り。一味は滅び去った。そこへ、忠臣藤尾圭之介に救い出された外記も駈けつけた。千代三郎は名も告げずに立ち去った。鶴姫は涙で見送った。二人は自分たちが許婚者同士であることを知らないのだ。その婚礼の日、二人は式に出ようとせず、それぞれ相手を求めて“いただき長屋”へ駈けつけた。そうして、すべてが判り、二人はそのまま、そこで、式を挙げたというわけである。

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作品データ

原題
Tatooed Lord
製作年
1958年
製作国
日本
初公開日
1958年1月29日
上映時間
58分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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